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ゴマすり社員は出世する?【元リクルート役員が評価のポイントを伝授!】

  • yoshihisa togashi
  • 2024年11月24日
  • 読了時間: 10分

マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


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【この記事(ゴマすり社員は出世する?)で書かれていること】


ゴマすりで評価される人はどうなのか?

(ヒガキ)今日はちょっと聞きたいことがありまして。


(トミー)いつもじゃないですか?


(ヒガキ)自分がちょっと苦手っていうのはあるんですけど、ゴマ擦りでこう評価をされる人っていうのはいいのかっていうところを、ちょっと…個人的にはこう、ずるいなっていう風には思う。


(トミー)ずるい。


(ヒガキ)はい。どうなんだろうな、ゴマ擦りで評価される人っていうのはって。


(トミー)ゴマ擦りで評価される人。じゃあ、ゴマを擦るってのはどういうことなんですか?


ゴマをするとはどういう行為?

(ヒガキ)おべっかを使うとか。


(トミー)おべっか使うってどういうことですか?


(ヒガキ)評価してくれる上司とかにこう、追従するというか、何て言うんですかね、イイっすねー!みたいな感じで、こう盛り上げる。そういうちょっとイメージ。


(トミー)そういうちょっとイメージ。で、それがなんで悪いんですか?


(ヒガキ)実際の仕事、業務での評価じゃないところでの評価をこう得てるような、そんな印象があるから。


(トミー)業務ではないところの評価を得てる。


(ヒガキ)気に入られてるから評価されるみたいな。調子のいいことばっか言って、みたいな、そういうイメージを。


(トミー)イメージなんですね。


(ヒガキ)イメージですね。言われてみればイメージですね。


(トミー)そういうことだけ言ってたら評価されるんですか?

(トミー)そもそもね、ゴマを擦る人が評価をされるっていう話ですね、今の1個はね。それは評価をされるのが面白くないって言ってるんですね。


(ヒガキ)そうですね。


(トミー)面白くないのか?それは良くないのか?それは何なんですか?面白くないっていう風に聞こえるんですけど。


(ヒガキ)良くないって言ってるつもりですけど、確かに面白くないですね。 


(トミー)面白くないでしょ(笑)


(ヒガキ)そっか。良くないって思ってるけど、面白くないだけですね。


(トミー)ヒガキくんは、ゴマを絶対自分では擦らないという風に思っているんで、 ゴマを擦る人を見ると許せないという気持ちがまず感情が先に来てる気がすんですよね。


(ヒガキ)そうですね。おっしゃる通り。


ゴマをする行為は良くないのか?

(トミー)じゃあ、ゴマ擦ったことないんですね?


(ヒガキ)いや、あります。


(トミー)自分で擦ったことあって、それを許せないって言ってんのはどうしてですか?


(ヒガキ)不特定多数に上手く擦れないっていう自分の僻みなのかもしれないですね。


(トミー)ゴマを擦るっていう行為が、どういう行為のことをゴマを擦るって言ってるんでしょうか?ってことですよ。 そのおべんちゃら言うとおべっか言うと、なんか上司が機嫌が良くなるようなことをお調子者のように言うってことでしょ?これはなんで、悪いんですか?


(ヒガキ)言われてみたら悪くない。


(トミー)本当に悪くないと思ってますか?今、これやり取りで言ってますか?それとも心底言ってますか?


(ヒガキ)どうだろう?わかんないですけど、今のやり取りを経て、確かに別に上司が機嫌良くなることに対して何かやってても悪いことではないですし。


(トミー)昔ね、じゃらんの時のメンバーにめちゃくちゃお調子者がいたわけですよ。元じゃらんの人が見てるとすぐ誰のこと言ってるか分っちゃうほどみんなに知られてるわけですよ、あいつ調子いいやつだなと。でも、ゴマを擦って出世してきてるっていう風に誰も言わないっすよ。 でも、またゴマすってるよってみんなに笑われるんですよ。じゃあなぜでしょうか?と。


確かに僕にも、もう心地いいこといっぱい言ってきますよ。でも、叱られる時はめっちゃ叱られてんですよ。上司の機嫌を取るとか、持ち上げて上司をいい気持ちにさせるってことは、周りの人たちにも好影響なんですよ。

(ヒガキ)確かにそうですね。


(トミー)何か怒らしていつも不機嫌な感じで上司がいるより、やっぱりなんかこう、気分よくいてくれた方が色々スムーズに物事は進むんじゃないですか。 現実的にどうですか?


(ヒガキ)いや、実際そうだと思います。


(トミー)だからそれを故意に思ってもないのにそれを言って、そういう風にしようっていう風に思ってることが 気に入らないっていうかもしんないけど、じゃあ、クライアントに対してはどうなんですか?と。仕事でね、対峙してる人たちには気持ちのいいこと言うじゃないですか。


(ヒガキ)言いますね。


(トミー)で、問題は、上司にだけ言ってて、同僚とか部下に対しては全く違う態度を取るっていうところが問題だと思うんですよ。

(トミー)上司として、部下のモチベーションを引き出すために、オーバートークしてるでしょ?


(ヒガキ)してます。


(トミー)変わんないじゃないですか。


(ヒガキ)確かにそうですね。


(トミー)っていうことだけのような気がするんだよな。


(ヒガキ)確かにそうですね。


(トミー)だから、上司側としてね、気を付けなきゃいけないことなんですよ、今の。ゴマを擦ってるなっていう風にまず理解してますか?理解してませんか?ってことですよ。


ゴマをする人が評価される場合は、評価される理由がある

(トミー)大体、そのゴマ擦りだなっていう風に言われるやつっていうのは、まずお調子者でしょ。あとね、よく見てんですよ、周りを。洞察力がね、結構鋭いんですよ、だから、気が利くやつが多いんですね。こういう風に言えば喜ぶだろうってことを察するわけですよ。基本的に結構よく傍にいるっていうような人がいて、特に甘え上手なやつみたいなね、そんなような人が多いですよ。 


で、問題は別にそいつを評価するっていうのが、仕事ができもしないのにとかね、それだけでじゃあやってみろって時に何もできませんとか、そういうんだと問題があるんだけど、そのこと自体は別に僕はそんな問題じゃないと思ってるんですよ。問題なのは、それが2枚舌で、 こっちにはいいことだけ言ってて、こっちで悪いこと言ってるみたいなね。 

そういうような話を言ってるやつってのは適当なやつだな、100歩譲ってそれでもいいかもしれない。仕事ができれば。


仕事もできもしないのに、そこの部分だけを評価されるっていうことっていうのは、 多分上司もそんなバカじゃないんで、そんなことはないんですよ。ただ、見てる人からすると、 実はそのやり取りの部分しか見えてないからそういう風うに思うわけであって。

(トミー)違うところでは叱られてたりとか、評価されてなかったりっていうところもあるかもしれないんだけど、そこが見えない。


(ヒガキ)うん、そうですね。おっしゃる通り。


(トミー)ただ、見えない人からすると、あいつ調子のいいことばっかり言ってて、大して仕事もできもしないのにっていう。 例えばマモルさんっていうね、仮の人だとすると、マモルさんとヒガキさんの間はそういう関係に見えんだけど、 トミヅカさんとマモルさんの間は、オマエまだ全然できてないじゃないか、ちゃんとやれよ!


みたいなことで、えー!いや、もうこれ以上できません…いいからやれ!みたいな、こうやり取りがあって、歯食いしばってやってきて、ようやくできたか!みたいなやり取りがある中で、ちゃんとやったからその分は認めようね。とかいうことがあって、ちゃんとやってんだけど、ヒガキからは見えない。だから、その隠れた部分が、評価をしてることが分からないから、表面的に見えてる部分だけで評価してると思って、あいつはみたいな。

(トミー)僕は真面目にやって、そんな気の利いたことも言えない、 でも頑張ってるのにこっちが評価されないで!みたいな感情の問題になってくるんですよ。


(ヒガキ)確かに、そういう感情がある段階で、もうすでにそのマモルさんの仕事っぷりっていうのをバイアスかけてしか見てないと思いますし、確かにそうですね。


(トミー)そういうことの方が多いと思いますよ。でも、大体そういうこと言う人っていうのは、さっき言ったように結構よく見てるんですよ。だから、本当の意味でのゴマを擦る人っていうのは、特定の人だけではないと思うんですよ。色んな人に擦ってるんですよ。

(トミー)それは、相手を気持ちよくさせようっていうサービス精神が旺盛だったりするんだけど、パッと思い浮かぶ人の共通因子は何かなと思うと、 基本的にやっぱね、嫌われたくないっていう感情が強い人ですね。


自分を守る。守るために周りにそうやってあいつはもう良いことしか言わないねみたいな、そういうようなタイプ。 相手を立てる人が多いと思いますよ、結構。それが、出世するのが許せないって言うんだけど、 いや、そういう人は好かれるから出世しやすいんですよ。はっきり言っときますけど、出世できない人の妬みですね。

(トミー)だから、もし観てる方があいつはね、ゴマ擦って出世してんだっていう風に思ってるのは、もうそもそもその前の段階からその人のことが 好きではないんですよ。好きではないってなった瞬間に、その人のことを見ようとしないから見れないと思います、そこは。なぜ上がってくのか?っていうのは、それは色んな人に好かれたりとか、ちゃんとそれなりの実績があったりとか、信頼関係があるわけですよ。


で、そこがやっぱり見えないし、見に行こうとも思わないし、もう感情論であいつは!っていう風に自分の中で色付けをした方が処理しやすいんで、自分の気持ちがやっぱり。だから、あいつだけゴマ擦って上手いことやりやがってって思うわけで。でも、その人に冷静に第三者が聞いてみると、いろんな努力をしてた人だねとか、好かれるための努力っていうこともやっぱ色々あるわけですよ。

(トミー)でも、ゴマを擦って出世をしてるなっていう風に上司側は思われたくない部分もあるんで、 みんなの前で叱るとかね。ちゃんとやってる部分っていうのを、こういうところを評価してんだ、彼・彼女のってことをちゃんと言うとかね、 っていうことは必要なんだろうなっていう風に思いますよ。


(ヒガキ)ゴマ擦るっていう言葉で負の感情もありましたしね。


(トミー)すぐそうでしょ?


(ヒガキ)そうですね


(トミー)間違いないよね。


(ヒガキ)はい。自分が相手を見れてないっていうことの、それを表現するような言葉でもあるのかなっていう風に思ったので、ちゃんとまず相手見るっていうことと、やっぱりゴマ擦りだけじゃ評価はされないですねと。

(トミー)それをされてるっていう風に思いたいから、そういうことを言う風になっちゃうんだよね。


(ヒガキ)妬みから来る話だったなと、今日はちょっと反省をしました。


(トミー)事実を見に行った方がいいですね。いないところで悪く言ってるかもしれないけど、それは自己防衛だったりするかもしれないわけよ。あいつゴマ擦ってるなみたいに言われるから、「いや、そんな上司のこといつもよく言ってるわけじゃないんだよ」みたいなことで、 そんなことないみたいなことをこう言ってんだけど、そっちも相手の気持ちを和ませようとか、そういう思いで言ってんのが逆効果に出てるケース。


(ヒガキ)なるほど。


(トミー)マモルくんっていう人を仮の人ですよこれ。あくまでも見てるとそんなようなことを感じられますね。

でも、そこまで行くともうみんなからいじられますけどね。


(ヒガキ)今日はゴマすり社員は出世する?をテーマにやってきましたが、ゴマ擦りについて色々と勉強になりました。本日もありがとうございました。



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