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上司がいても早く帰って大丈夫?お客さん・先輩と仲良くするには?【新人の悩みをズバッと解説!】

  • yoshihisa togashi
  • 8月30日
  • 読了時間: 15分

更新日:9月7日

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マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


弊社の組織人事に関わる課題解決サービスについては、こちらより

【この記事(上司がいても早く帰って大丈夫?お客さん・先輩と仲良くするには?)で書かれていること】


新人の悩み①上司がいても早く帰って大丈夫?

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(サトウ)こんにちは、ポケカルビジネスTVです。前回に引き続き、今日もトミーさんが新人の悩みにズバッと2本立てでお答え。なんと新人サトウ、社長に直接、上司より先に帰りたい、フレックス使いたいと大胆な直談判。そんな相談しておきながら、先輩やお客様と仲良くしたいんだけどどうすればいいなんて都合のいいことも聞いちゃいます。トミーさん、なんて答えるんでしょう。


(サトウ)はい、よろしくお願いします。


(トミー)はい、お願いします。


(サトウ)まず、一つ目なんですけど。


(トミー)はい。


(サトウ)上司より、先に帰ってもいいのか、フレックスって使ってもいいのかっていうところになります。


(トミー)うん。


(サトウ)あの、新人なんですけど、上司よりちょっと早く帰ったりだとか、フレックス使うっていうことにちょっと抵抗があって、自分より上司がすごい膨大な仕事を抱えてると分かるので、ちょっと気が引けてしまうな、気を遣ってしまうなというのがあります。


(トミー)うん。


(サトウ)いいよと言われてるんですけど、フレックス制とかも、上司とか、先輩とかは使ってないの見ると、自分新人が使うわけにはいかないなって思ってしまうんです。そこで、上司より先に早く帰っていいのかっていう、フレックスも使ってもいいのかっていうところ、社長に直接お尋ねするのも、あれなんですけど。

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(ヒガキ)なるほど。帰っていいよって言いたいとこだけど、条件あるね。仕事がきちんとできているべし。ちゃんと納期に間に合うとか、そういったことができるんであればOK。できてないのに帰るのはなし。上司の業務量が気になるなら、「手伝うことありますか」って言ってみたら?手伝ってもらいたいことあればお願いするし、大丈夫って言われれば、気兼ねなく帰れるでしょ。


というわけで、仕事をきっちりやって、ガンガン帰っちゃえ。


(サトウ)さて、トミーさんはどんなアドバイスをするのでしょうか?


(トミー)上司より先に帰っていいか?そんなのよくないに決まってるじゃないですか!って言ったらどうします?


(サトウ)いや、ですよねとしか言えないです。


(トミー)ですよね(笑)。何で先に帰っちゃいけないと思う?膨大な仕事がある?


(サトウ)そうですね。まあ、自分より仕事があるので、一人だけ時間に余裕を持って日々を過ごしちゃいけないなみたいな感じ⋯


(トミー)一人だけなのか。そういう問題じゃなくて、それよりもっと大事なことがあって、あなたの頭の中に、「仕事というのは、時間をかけるものである」っていうのがあるんじゃないの?


仕事の成果は長い時間をかければ良いというわけではない

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(サトウ)あー


(トミー)だから、長い時間、会社に行って仕事をしてることが仕事の成果であるっていう風に思っているように聞こえるんだけど。


(サトウ)それはあるかもしれない⋯


(トミー)リクルートの時に、18時ぐらいになると、飲みに行くぞって誘ってくる役員がいたよ。役員だよ。あなたの理論が正しければ、じゃあ、一番仕事量があるのは誰ですか?


(サトウ)それだと役員さん⋯?

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(トミー)社長でしょ!じゃあ社長が、夜中の1時、2時まで会社に残ってる会社はありますか?スタートアップで自分で今からやるぞっていうのは話別だけどさ、そんな会社ないわけですよ。その役員ね、なぜ18時になると、飲みに誘うかというと、「この時間に帰れないやつは仕事ができないやつだ」と。「仕事ができる人っていうのは、もう早く終わって、浮いた時間を自分の趣味に充てたりとか、その趣味に充てる時間というのは、結果として自分の仕事に返ってくる。」「会社人間になるな!」ってすごく言っていて、「リクルートの人ってのは会社の付き合いがメインだ。」「外の人の知り合いが少ない」と。「お前そうなっちゃダメだぞ」っていう。


その話をまともに受けて、基本的に会社にはいないと。お客様と飲みに連れてってもらう、週5日。5日はなかなか難しかったけど、まあ、少なくとも3日間は、お客さんに奢ってもらってたというような話だよね。そうすると仕事溜まるんですよ。で、溜まるとしょうがないから、土日やったりもするんだけど。ただ1個だけ言えることは、がむしゃらに仕事をやらなきゃいけない時期っていうのはあるんですよ。労働法・労働基準監督署っていうのがあって、労働時間っていうのは法律で定められているんで、法律は守らないとダメです。ただそれは、給料をもらうためだったり、自分を成長させるためだったり、何で働くんですかっていうのは色々あるけど、それに対応するように働くっていう意味はそうなんだけど。

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(トミー)でもね、自己学習だと、別に会社の仕事のために、勉強しているんじゃありませんと。というのは、会社の業務とは違うので、自分でコントロールしていればいいんじゃないのって僕は思う。


「先輩よりも先にね、会社を出るということがどうなんですか」って思ってるってことは、会社に長くいれば、仕事をしているんだっていう風に思ってる。その考え方の裏返しなので、まずはその考え方を改めて欲しい。本当にできる人ってのは、早く会社からいなくなってる人は本当に仕事ができる人


で、早く会社からいなくなっていて、仕事できないっていう上司はもう、これ最悪。先輩、そういう人もたまにはいるかもしれない。何も働かないでお金だけもらうっていう。そういう人は論外です。


あとはフレックスっていうのは、そういう制度はあるわけだから、別に使えばいいんですよ。そこで何で使いにくいかなと思っちゃうのは、理由が2つで、一つはまだ自分が仕事ができてないと思ってるから。


(サトウ)はい⋯


(トミー)ある程度仕事ができてると思えば、別に使いたかったら本当は使えばいい。営業とかやっててね、数字が出てれば、自分が一番数字が良かったりしたら、別に大手を振って多分取れるんじゃないの?まずは結果を出せてないのに、そういうことやっていいんですか?これは健全な心の持ち主だと思います。結果も出せてないのに、主義主張だけする新人って、これも俺は最悪だと思ってる。権利はあるんだよ。だったら、義務も果たしてよって言いたい。フレックスは確かに権利です。だったら、あなた業績を上げるという義務を果たしてくださいっていう風に経営者は思っちゃうんだけど。


自分が成果を出せていればうしろめたい気持ちも無くなる

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(トミー)制度としてあるんでそれは使えばいい。ただし、使いにくいっていう気持ちの裏側に、自分がちゃんと貢献できてるんだとか、成果をあげてるのかっていうような問題を抱えてるのが一本。


もう一つは風土の問題あるね。「お前仕事もできてねえのに早く帰んのかよ」オーラを出してる先輩がいるとかさ。そういうような組織もあるんで、それは組織風土が良くないって話だから、そこはそこで解決しなきゃいけないね。なので、正々堂々と取ってもいいですよっていうことはちゃんと僕が今言ってるから、そうなんだなって思えばいいけど。


でも現実的には、取りやすい、取りにくいっていうのはあって、自分がある程度成果を出しているっていう風に早く思えるような成果を出すことですよ。そうすれば、ちゃんとこれは制度として認められてるんだから、私はそれで取らせていただきますでいいと思うけど。

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(サトウ)自分の仕事の結果にちゃんと自信を持って、自分の時間の使い方を考えられるようになっていきたいです。


(トミー)はい。


(サトウ)ありがとうございます!では、ちょっと二つ目。


(トミー)はい。


新人の悩み②お客さん・先輩と仲良くするには?


(サトウ)お客様や会社の先輩と仲良くなるにはどうしたらいいかというところになります。私としては、気軽に業務の指示だとか、希望だとか、指導っていうのをして欲しいなっていう思いから、先輩方だとか、お客様だとかと仲良くしていきたいなと思うんですけど、どうしてもその話す時に、緊張してしまって、何話してるか分からなくなって、相手に何か不満な思い・嫌な思いさせてないかなっていうのが心配になってしまうんですね。お客様や会社の先輩と親しくなっていく極意が、もしあれば、教えていただきたいなと思います。

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(ヒガキ)なるほど。仲良くなりたいならポイントは二つ。コミュニケーションの回数が大事。緊張しちゃうなら簡単で短い質問していくとか、雑談でもOKで、ちっちゃい会話のストロークを繰り返そう。


不満な思い、嫌な思いは気にせず失敗を重ねろ。相手に嫌な思いをさせるかもって怯えてやらないよりは、ガンガンやって失敗しちゃえ。失敗は成功の母。たくさん失敗して学んでいこう。大丈夫、大丈夫。そんなね、嫌われることもない。何とかなるよ。


(トミー)極意はないですね(笑)。


(サトウ)終わりですかね。


なぜ人は緊張するのか?


(トミー)それより、今言ったその緊張しちゃうっていうのと、相手に不快を与えてないかっていう二つを言ったんだけど、これはサトウの根本的な課題の二つだね。これ別に今に始まった話じゃないもんね。まず1個目ね、なぜ緊張するのか?これねー、面白い話を聞いたことがあって、緊張はなぜするのか?

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(サトウ)自分に自信がないからですかね。


(トミー)自分に自信がない。自分に自信がないと、何で緊張する?


(サトウ)自分に自信がないと、相手の期待に応えられるかなあという思いになってしまう⋯


(トミー)例えば、じゃああなたね、芸大だから、何か発表会とかさ、あったんじゃないの?


(サトウ)ありましたね。


(トミー)そういう時緊張する?しない?


(サトウ)します。


(トミー)緊張しない発表会ってなかった?一回も?


(サトウ)全部してたかなと思います⋯


(トミー)じゃあ人前でなんかやる時に、緊張しなかったことはないの?


(サトウ)ないかもしれません。


(トミー)もう常に緊張してるわけ?


(サトウ)常に緊張してます。


(トミー)これだから、レアキャラだよね。


(サトウ)レアなんですか!?


(トミー)レアですね。


(サトウ)えーーーーー。


(トミー)緊張する時としない時があるっていう人が結構多いです。そうすると緊張してる時としてない時は、何が違うんだろうっていう。こういう解決方法の導き方ができるんだけど、常に緊張してるっていうの?


(サトウ)常に緊張してます。


(トミー)なぜ緊張するのかっていうのを、心理学者の方から聞いたことがあって、なるほどなと思ってます。緊張する人ってのは、自己信頼度が高い人

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(サトウ)自己信頼度⋯とは?


(トミー)自分で自分に対しての未来への期待が高い人


(サトウ)それってなんか「自信がない」とはかけ離れたように⋯


(トミー)全く違うでしょ。そうなの。私はこれぐらいできるはずだ!演奏会とかで、私は素晴らしいソプラノの声で観客を魅了できるはずであるっていう風に自分でものすごく多分思ってる。思ってるんだけど、それに対して、「それが100%出せるかしら」という不安がある。不安が緊張という形になって現れるんですっていうこと。


(サトウ)意外でした。


(トミー)だから、相手に対して、先輩に対して、「私はすごくいい子である」っていう風に思ってもらえるはずだとか。自分に対して、「私は素晴らしい社員である」っていうのも自己信頼があるんだよ。


(サトウ)ちょっと恥ずかしいですね((笑))。


自分に対する期待を下げれば緊張はしなくなる

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(トミー)あるんだけど、本当にそれが「まだ成果も上がってないし、できてるのかしら」っていう不安があるから、常に喋る時にもよく思われたいとか、よく思われたいの裏っ返しは「自分はよくできるはずである」っていう自己信頼がものすごい強い。


その話を聞いてから、俺ね、スピーチとか何かやるのがほとんど緊張しなくなった。なぜか。いや俺、自分に対して心底まで信頼できねーわ(笑)。だって、そこまでの人じゃないしとかさ、それに対してみんなが魅了できるようなスピーチできるほど、スピーチの練習してないし。練習はするけど、ケネディ大統領とかね、キング牧師のように話せるかと言ったら、話せるわけないもん。


なんか今日、変な話聞かされたなと思われないぐらいの話で、もう仕方ないよねっていう風に、ぐらいに自分に対しての期待を持たないで、下げとけば緊張しない。60点をなんとか取りたいなって思うと、100点じゃなくてって思うと、全然緊張しなくなる。


(サトウ)確かにそう考えると、自分に課してたハードルが高かったかなと思います。


(トミー)そうね。あともう一つ、緊張という言葉の意味が、人によって捉え方が違うんで、覚えておいた方がいいけど、ワクワクすることを緊張するって言う人もいるからさ。


(サトウ)おー、ポジティブなときめきというか。


(トミー)そう、そう、そう。「うわ、なんか知らないけど、心臓バクバクしてる!」

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(トミー)これJリーグチェアマンのムライさんが言ってて、「人生どっちに進もうかって悩んだ時には緊張する方を選んできた」っていう風にムライさん言ってて。「緊張する方を選ぶってどういうことですか!?」例えば、忘年会の席で、(前)Jリーグのチェアマンから「ムライさん、次のチェアマンやって欲しいんだけど」って言われて、「エッッ!?!?」って思って、「ちょっと、どういうことですか、そんな冗談やめてくださいよ」って言ったら、「冗談でそんな話できると思います?」って言われて、「えっ、じゃあチェアマン ムライミツルと今のままのムライミツル、どっちがドキドキする?」って言ったら、「チェアマン⋯ドキドキする⋯」って思って、「ドキドキする方を選んできたから、受けようと思って受けた」って話をしてたんだけども、ムライさん。

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(トミー)ドキドキするっていうのが緊張するっていうのがムライさんの表現できるかどうか分からないけども、でもそっちの方がなんかドキドキして、やってみて成功したいみたいな思いがやっぱり強い。「簡単にイメージできちゃったら面白くないな、やっぱり」、そういう言い方をしてた。ということで、別に緊張するということが、イコール悪いことではない


(サトウ)自分が知らない世界だとかがそこに待っているからこそ、緊張しているっていうのはあるなとは思うので、ドキドキをちょっと楽しみながら、コミュニケーションできたらいいなと思いました。


(トミー)はい。もう一つはね、相手に不快な思いをさせたくないっていうのはすごくあるって言ってたでしょ。それは、やっぱりそのスタンスはいいスタンスだと思うよ。人に対して不快な気持ちにさせたら、失礼だなっていう思いがあるってことは立派だと思う。


でもそれも、やっぱり自分は相手に不快な思いを絶対にさせない人間なのであるという自己信頼がすごい強いんだと思う。で、多少の不快な思いをさせたって、許してくれるんですよ。だって、許されてきてるから、今関係性があるわけだと思う。何でも物事を完璧に仕立てたいっていう、そういう思いは大事だけども、何でもかんでも一から十まで全部完璧にできる人ってのはやっぱりいないから、ということと、相手をもう少し信頼をしてもいいんじゃないの?


(サトウ)相手を信頼?

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(トミー)相手を信頼するってことは、「許してもらえるだろう」っていう信頼をするということ。相手が全然許してもくれないぐらいな人だって言ったら、例えば「トミーさんと話す時に、すごい緊張するんですよ」は分かるの。不快な思いさせたらどうしようと。「別にそんなこと不快感と思うわけないでしょ?」っていう。「俺のことそれぐらいにしか思ってないの!?」みたいなさ。相手からすると、そういう気持ちになるわけよ。


(サトウ)確かにそうですね⋯!


(トミー)後輩から「サトウさん、何か不快な思いさせたらいけないと思って喋れないんですよ」って言ったら、寂しくない?


(サトウ)寂しいです。


(トミー)でしょ。そういうことだと思う。


(サトウ)ちょっとそれは、私にも思いやりが足りなかったなと思いました。


(トミー)という風に思えば、何か起こったら、起こった時に考えればいい


(サトウ)分かりました。ありがとうございます!


(サトウ)本日もご視聴ありがとうございました。なかなかの質問内容、舞台で演奏するぐらいビビってました。トミーさんの雰囲気、私が大学で師事してた先生にちょっと似てるんですよね。なんかレッスンを思い出しました。それでは、上司がいても早く帰って大丈夫?お客さん・先輩と仲良くするには?に対しての本日の学びです。


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(サトウ)1、本当に仕事ができる人は自分と会社、双方にとって最も有意義な時間の使い方ができる

長い時間会社にいることが、仕事の結果を育てるとは限らないと分かりました。趣味の時間を仕事に活かせちゃうビジネスパーソン、感心します。


2、緊張するのは自己信頼が強いから

納得いかない結果になった時、「自分これだけできるのに」ってよく地団駄踏んでるのがバレバレでした。積み重ねがあっても発揮できないことはできないと、もうちょっと割り切っていきましょう。


3、緊張は悪いことだけじゃない。輝かしい未来へのワクワクかもしれない

未知のものへの恐れをもっと期待に変換していければ、気持ちの弾む毎日にしていくこともできますね。今日も勉強になりました。


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