top of page
A_realistic_depiction_of_a_modern_confer

代表富樫 or 冨塚による

組織課題の個別無料相談

AdobeStock_280316028_edited.jpg

月10万円~組織人事のプロが伴走!

CHRO派遣サービス

fieldwork_top_new_edited.jpg

絆を深め組織成果を最大化

非日常型体験研修

メンバー間の対立を管理職としてどう解決する?

  • yoshihisa togashi
  • 7月19日
  • 読了時間: 10分
ree

マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


弊社の組織人事に関わる課題解決サービスについては、こちらより

【この記事(メンバー間の対立を管理職としてどう解決する?)で書かれていること】


メンバー間の対立を管理職としてどう解決する?

ree

(ヒガキ)はい、よろしくお願いします。


(トミー)はい、お願いします。


(ヒガキ)ちょっと自分が上司として体験したことはまだないんですけど、今後のために、ちょっと参考にお聞きしたいことがありまして、自分のメンバーのAさん、Bさんがいがみ合っちゃう、こういうメンバー間の対立を管理職としてどう解決する?という状況の時に、どういう風にチームをまとめていくのかっていうのをちょっとお聞きしたいなという風に思っています。


(トミー)うん。まだそういう経験はない?上司として。


(ヒガキ)上司としてないですね。


(トミー)じゃあ部下の時に、自分が同じグループとかチームで対立して。


(ヒガキ)はい。


(トミー)上司が間に入ってこられたことってない?


(ヒガキ)あります。


(トミー)この上司は上手く対応してくれたなって思わなかった?それを反面教師にするのか、そういう風に入ってこられるのは、確かにこれだったら解決したから、いいなっていう風に思ってるの?どっち?


(ヒガキ)反面ですかね。


(トミー)反面。じゃあ、それはまあまあまあまあっていう上司ではなかったわけね。


(ヒガキ)そうですね。3人で飯食いに行くみたいな感じでした。言いたいこと言えよって言って、言ったけど、なんか、あんま変わんなかったなっていう感じでしたね。


(トミー)で、最終的にどうなったの?

ree

(ヒガキ)最終的にはですね、役割が全くもって分けられました。絡まなくなりました。なので、直接的にいがみ合いというか、「何で出来てないの」みたいな話をよく僕が詰めて「いや」みたいな感じで言われてたんですけど、そういう場がなくなったので、なのでその対立はなくなったものの、本来、こう連携した方が良い役割分担だったんですけど、その連携がなくなった分、パフォーマンス落ちたなっていうのは正直感じましたね。


集客をやるっていうチームで、僕が無料の集客で、彼が有料の集客だったんですよ。


(トミー)パフォーマンスが落ちたって解ってんだったら、なんとかすれば良かったんじゃない。


(ヒガキ)いや、そうなんですけど、まだ20代の若い頃だったんで、青過ぎました。


(トミー)じゃあもしその時、今ね、青くないヒガキ、マネージャーだったとしたら、どういう風にこの2人を処遇したわけ?


(ヒガキ)連携のメリットが解んなかったので、連携のメリットをまず伝えます。もう一つは、それも当時の僕の問題なんですけど、誰かと仕事をすることに対するメリットとかも、全然感じなかったんですね。だから、出来てないあいつにやらせるぐらいだったら、「俺が全部やりますよ」みたいな感じだったので。誰かとやらないと、例えばキャパシティが広がらないよ、とか、この人のキャリアアップとかの話もちゃんとしていくっていうところと⋯

ree

(トミー)ていうようなことを言われたら、納得しますか?


(ヒガキ)どうですかね⋯


(トミー)納得するように見えないけどね、当時のヒガキくん。


(ヒガキ)そうすね、確かに。


(トミー)君たち2人が、揉めないようにっていうのを1人ずつ呼んで、揉めるとこういうデメリット、揉めないとこういうメリットっていう風に整理されたら、納得出来ますかっていう話なんですよ、今。


(ヒガキ)はい、出来ないです。


(トミー)出来ないんだったら、言ってもしょうがないよね。


(ヒガキ)そうです。


(トミー)なんで出来ないんですか、納得?


大前提として、間に入るか入らないかを決める

ree

(トミー)僕だったらどうするか。まずその大前提として、間に入るか入らないかっていうのを決めますね。


(ヒガキ)なるほど。


(トミー)間に入るか入らないか。仲裁に入るのか。いや、呼んで、逆に叱って終わりにするのか。


(ヒガキ)おお、なるほど。


(トミー)何でもかんでも、間に入りゃ良いっていう。まあ、間に入って揉め事をないようにっていう風にするのが良い。そうなりゃ良いかもしれないけれど、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。相手がどのぐらいの立場なのかってことにもよるよ、これは。

ree

(トミー)20代前半、半ばぐらいの若い者同士っていう話なのか、40代の部長同士なのかっていうのも、それは役員として、部長揉めてる間にどう入るのかっていう話と、マネージャーとして20代の子たち2人が揉めてんのに、どう間に入るのかっていうのは、これ全然違うじゃないですか。


(ヒガキ)はい。


(トミー)ということにもよるし、自分から見れば、影響の度合いっていうのは、20代の若い人のマネージャーさんの立場と、役員で部長のっていうのは、自分から見ればそれは、大きさは一緒なのかもしれないけど、やっぱり他に与える影響がどれぐらいなのかっていうことも当然考えるよね。その上でどう2人に話をすれば良いのかっていうことですよ。


丸く収めようとするのか?喧嘩両成敗か?


基本二つあって、一つは何とか丸く収めて、じゃあ上手く連携してやっていきますっていう話の方向に行かせるのか。

ree

いやいや、もうこれは喧嘩両成敗で、2人とも、もうそんなことしてたら、「君たち2人とも、評価を下げるよ」じゃないけどね、「解ってんの?」っていう、自分たちが与えてる、周りに対する悪影響みたいなことを言って戒めるとか。飴と鞭じゃないけど、鞭的に言うとか。ここは分かれるところだと思いますよ。


で、僕は両方もちろんやってきてますし。ただ、その間に入って揉め事を収拾しようと思うんだったら、かなりの覚悟を持って入んなきゃダメだっていうことですよ。


(ヒガキ)なるほど。


(トミー)うん。最初だけ入ってて、「これなかなか上手くいかねや。もう、じゃあしょうがないね」っていう風なぐらいの覚悟感だったら、入らないでバッサリ行った方が良いよねっていう。


(ヒガキ)なるほど。


(トミー)ここは凄く気を付けてたとこですよね。中途半端に入って悪化したら、自分もなんか巻き込まれちゃうからね、そこに。


(ヒガキ)先ほどの前、僕がメンバーだった時の上司は多分そっちのスタンスだったんだなっていうのをちょっと感じました。とりあえず1回だけ飯食って腹割って話して。


(トミー)うんうん。


(ヒガキ)でも基本的には介在しない。ここが対立しようが、別にパフォーマンスはある程度出しているんで、良いじゃんっていうスタンスだったのかなっていうのは、ちょっと今感じました。

ree

(トミー)何でもかんでも間に入って、手打ちの握手しろっていう風に言うことだけが解決の方法ではないってことですよ。なんでかっていうと、まずは間に入った時にね、やることって何かって言ったら、お互いの言い分を聞くわけですよ。で、なぜそうなってんのかっていう原因が、もうお互い共通認識で持っている場合と、全然違うことで、Aさんは〇っていうことを言っていて、Bさんは✖っていう事柄を言っていて、ここで合わないとか。


(ヒガキ)うん。


(トミー)でも一番多いのは、「もう生理的に合わないです」みたいなというような類の話になってくると、これなかなか難しいですよねっていう。部長クラスで1回やったのは、周りがもう困ってる。2人同時に呼んで、その場で2人から事情、揉めてるっていうのはもう聞いてると。


「何で揉めてるんだ。言いなさい」って言って、部屋の中で2人横に座らせて、それぞれ言わせようとしたんだけど、

「いや、そんなに揉めてません}みたいな話になって、「本当なの?」みたいな話になったら、1人が、「いや、実はまあこういうことがあって、こういう風に言われたので、それはないよなっていうことで、少し感情的になりました」みたいなこと言ったから、「じゃあどうなの?」って言ったら、それについてはこうでって言って、「いや、そうじゃなかったよね?」みたいな話になって、この場でまた言い合いが始まるみたいなね。

ree

(トミー)じゃあ、これどうやって解決するんだって話になったら、シーンとするわけですよ。じゃ、「解決出来ないってことねっていうことだったら、2人とも、その役職、降りてもらいましょう」と。2人とも部長降格ねみたいな。だって、周りに悪影響を与えてんだよ、君たちのおかげでって、下の子たちがすごい苦労してるの。解ってないでしょう。自分たちの感情のね、感情論の問題だけで、周囲に悪影響を及ぼすんだったら、2人とも、もう役割は降りてもらいますよと。そう言われたらどうする?


(ヒガキ)直しますと思いますね。でも、実際どうだったんですか?


(トミー)え?


(ヒガキ)そのお2人は?


(トミー)どうなったか?どうなったかっていうとですね。まあその場では、「じゃあ、すいません」っていう話になって、握手みたいな感じになりましたが、それはもう無理ですよ。そういう感情論がそこまで行くと、なので2人とも異動させましたけどね、喧嘩両成敗じゃないですけど。


間に入る場合は、周囲への見え方も意識する

ree

(トミー)片方だけっていう処置を取ると、また波紋を呼ぶんです。何でかっていうと、みんな見てるから、悪影響あったって知ってるでしょ。1人だけ変わって、1人は変わらないと、こっちの人が悪かったんだなっていう見え方になるじゃないですか。当たり前だけど、それはやっぱり両方とも、そういう風にしないとダメだってことですね。


(ヒガキ)なるほど。そこでも結構見え方が大事なんですね。


(トミー)周りの見え方が一番大事ですよ、間に入るっていうことは。間に入らないんだったら間に入らないで、バサっとやるっていう。間に入るんだったら、何が何でもちゃんと成立させるか、みんなが納得いくような結末を迎えるっていうことをしないと、間に入っても結局変わんないじゃんっていう風になるからね。

ree

(ヒガキ)解りました。最初におっしゃってた「覚悟」みたいなところ、初めは「?」って思ったんですけど、感情での対立とか、思想とかの対立だと、解決出来ない場合に、自分側が受ける影響とか。


(トミー)うん。


(ヒガキ)両成敗にしなきゃいけないとか、そういったものを考えると、本当に覚悟をもって、対立に介入するのか、しないのか、決めなきゃいけないっていうのは、今日すごい解りました。


(トミー)そうですね。


(ヒガキ)はい。今後もちょっとそういうところをですね、意識して⋯


(トミー)あとは放置していると、「何で何も介在しないで放置してるんですか」っていう矛先がこっち来る


(ヒガキ)難しいですね、そこは。


(トミー)そうそうそう。という類の話ですね、これはね。


(ヒガキ)色々と考えてアプローチを今後してみたいと思います。

ree

(トミー)そうならないような土壌を作るってことの方が大事だけどね。


(ヒガキ)まあ、そうですね。


(トミー)予防するって言うね。


(ヒガキ)はい。


(一同)本日もありがとうございました。



●実際の動画はこちら

ポケカルビジネスTV YOUTUBEチャンネルはこちら


●人材育成・組織課題の解決支援を行う株式会社エクスペリエンサーは元リクルート役員冨塚と、同じくリクルート出身の富樫とで共同創業をした会社です。

人材育成は体験に軸足を置いた研修が特長。組織課題の解決は、各企業のありたい姿の実現に寄り添い、現状とのGAPを埋める課題解決策の実行を支援いたします。何かしらの人と組織にまつわる課題の解決をお考えの企業様は、是非お気軽にお問合せください。

Experiencer




bottom of page