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管理職としての能力を問われる質問力【元リクルート執行役員が伝授!】

  • yoshihisa togashi
  • 10月26日
  • 読了時間: 11分
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マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


弊社の組織人事に関わる課題解決サービスについては、こちらより

【この記事(管理職としての能力を問われる質問力)で書かれていること】


管理職としての能力を問われる質問力

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(ヒガキ)はい、よろしくお願いします。


(トミー)よろしくお願いします。ということで、この2回はですね、コミュニケーションの話をしてるんですけども、当たり前の話のように聞こえるかもしれませんけども、とても重要なことなので⋯


(ヒガキ)はい、重要ですね。


(トミー)そんなの知ってるよっていう風に思う人も結構いると思うんですが、昔からよく言われてるのが、「分かる」と「出来る」は違うっていうやつですね。


(ヒガキ)おっしゃる通りだと思います。


(トミー)多分、分かってはいるかもしれないけど、やってみると意外に出来ないっていうようなことがあるので、ぜひ実践をしてみていただきたいわけですが⋯


(ヒガキ)はい。


(トミー)今日はそれに続いてですね、「質問の仕方」、上司と部下のコミュニケーションを取る上では、質問力っていうタイトルが付いた本もあるぐらいですね。私はこの質問をするっていうのは、結構難しいなっていう風に、実は思ってるんですよ。

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(トミー)昔G1サミットっていう会議に出させてもらった時に、バーッとセッションが終わって、残り3分、「はい、質問がある方どうぞ!」ってモデレーターが言って、バッと手が上がると。上がった人がする質問が結構鋭いと、会場のみんなが「なるほど、なるほど」、「それは良い質問だよね」みたいな感じになるんだけど、ふと、俺も聞きたいなと思って聞こうと思った時に「待てよ」と、「こんな質問をしたら、チープに思われやしないか?」とか、「そんな質問をこんな場ですんなよって思われるかな」なんてことを1回考え出すと、質問出来なくなるんですよ。


(ヒガキ)はい、確かにそうですね。


(トミー)っていうのがあって、質問っていうのはすごく難しい。かと言って「質問ありますか?」って言った時に、面接とかで「質問ありますか?」って言って、何も質問しないと、「全く興味がないのかな?」とか、「今の話聞いて何も思うことないの?」とか思うんで、質問をするじゃないですか。その時にもやっぱりこれ、どんな質問してくるかっていう。面接見てますからね、相手


質問の種類は何種類あるか?


質問ってのはすごく大切な「スキル」だと思うんです。ということで、じゃあ今日はヒガキさんに、質問の種類はいくつあるでしょうかというところから、まず切り出したいと思います。


(ヒガキ)いくつ?数ですか?


(トミー)毎回そうなんですけど、基本的に事前にやり取りしてないんで、質問の種類ってあるじゃないですか?何々質問。


(ヒガキ)はい。


(トミー)知ってます?何か言える?


(ヒガキ)クローズドとオープンしか浮かばなかったんですけど。2個(笑)。


(トミー)まず一番簡単な、ヒガキ君はお酒が好きですか?


(ヒガキ)好きです。


(トミー)はい。これ、はいでしょ。


(ヒガキ)はい。


(トミー)ヒガキ君は野球は好きですか?


(ヒガキ)好きです。


(トミー)ヒガキ君はゴルフをやりますか?


(ヒガキ)やりません。


(トミー)はい。こういう質問は何質問って言うんですか?


(ヒガキ)クローズド?


(トミー)これは特定質問って言うんですね。


(ヒガキ)特定質問、はい。


特定質問(クローズドクエスチョン)

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(トミー)Yes or No で答えられる質問です。


(ヒガキ)Yes or No、はい!


(トミー)このYes or No で答えられるような質問は、どういう時にすると効果的なんでしょうか?


(ヒガキ)事実確認?


(トミー)事実確認?


(ヒガキ)はい。


(トミー)それはYesですか、それはNoですか。


(ヒガキ)はい。


(トミー)ね、事実を確認する時。


(ヒガキ)はい。


(トミー)これはどういうメリットがあるんですか?


(ヒガキ)余計な主観とかが入らないで、事実が把握出来る


(トミー)うん。もう1つありますね。


(ヒガキ)答えやすい。


(トミー)じゃあ、もう1つあります。答えやすいっちゃ答えやすいですけど、事実ですから、事実か事実じゃないかってことになるので、もう1つ。時間が早いですね。


(ヒガキ)あー、そういうことですね。はい。


(トミー)コミュニケーションの速度が速い。他に、質問はどういう質問があるでしょうか?


(ヒガキ)Yes or No 以外の⋯


(トミー)自由に答えられる質問はなんて言うんですか?


(ヒガキ)オープンクエスチョン?


(トミー)これはね、「拡大質問」って言うんですね。


(ヒガキ)拡大質問。はい。


(トミー)ちょっとググってみてください。最近ググるケースが増えてきております。


拡大質問(オープンクエスチョン)

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(ヒガキ)回答に制限ないものの、答えの内容が広範かつ複雑になりうる質問を、拡大質問。オープンクエスチョンの日本語版みたいですね。はい。


(トミー)拡大質問って言うんです、質問の種類で。


(ヒガキ)はい。


(トミー)今日のこのYouTubeの撮影、まとめて何回か分撮ってるんですけど、感じたことを述べてください。


(ヒガキ)過去を振り返ったりとか、新しい話をしたりとかしている中で、出来ていること、出来てないことっていうのは未だにありますし、これ出来てるなっていう安心感⋯


(トミー)はい、ありがとうございました。ということで、フリーに話が出来る。そうすると質問する側のメリット、これ何ですか?


(ヒガキ)自分が想定していないことまで、話を聞ける。


(トミー)質問する時って想定しているんですね。多分、この人はこういう答えをするだろうってことを、想定しながら質問していると。別にそういうことないこと。


(ヒガキ)あー、そうですね。


(トミー)ありますよね。この質問のメリットは、相手の考えていることが分かるってことと、相手の能力が理解出来るってことですね。

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(ヒガキ)ああ、そういうことか。何に対して聞いているのかっていうのを感じ取って、整理して話せるかどうかってことですね。


(トミー)そう。


(ヒガキ)なるほど。


(トミー)質問側の能力はあまりいらないですね。


(ヒガキ)確かにそうですね。


(トミー)拡大質問っていうのは、こちら側の質問力は問われないですね。ただ、今「そうですよね」って言って、「はい」って言いましたけど。


(ヒガキ)はい。


(トミー)実はそうではなくてですね、拡大質問というのは、この件について自由に喋ってくださいっていう、この件をどういう件にするのかっていう、ここの質問力っていうのは問われるとこです。


(ヒガキ)前提条件。


(トミー)相手が「何でこんなこと聞くんだろう、この人」って思えるような質問を連発していると、逆になんか、能力がないなこの人って。だから、質問力が問われるっていうのは、まさにこういうようなことですね。あと未来型質問


(ヒガキ)未来型質問?


未来型質問、過去質問、関連質問

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(トミー)「これからどういう風に生きていきたいですか?」っていうのがあるんですね。逆に言うと、過去質問ですね。「これは何でこういう風になったんですか?」っていうような質問ですね。まあ、この辺はわざわざ名前を付けてまで言う必要はないですけど、よく名前が付く質問でいくと、関連質問ってのがありますね。


(ヒガキ)はい、関連質問?


(トミー)よくやってるでしょ?


(ヒガキ)えっ、やってますか?全然分からない。


(トミー)えっ、じゃあ、ヒガキが一番好きなものって何?


(ヒガキ)何の話です?


(トミー)趣味、趣味。


(ヒガキ)料理ですかね。


(トミー)料理。何で料理が好きになったんですか?


(ヒガキ)食材とか全部をきっちり使い切るっていう体験が楽しかったから。


(トミー)余すところなくちゃんと使う。


(ヒガキ)そうです、そうです。合理化の結果⋯


(トミー)それは、いつぐらいからそうなったんですか?


(ヒガキ)一人暮らしを始めてからですかね。


(トミー)お、いつ一人暮らししてたんですか?


(ヒガキ)18ぐらいです、はい。


(トミー)18ぐらいの時、一人暮らししてたんですか?


(ヒガキ)はい。


(トミー)それ何で一人暮らしをしようと思ったんですか?


(ヒガキ)大学で一人暮らしが必要になりまして。


(トミー)大学で一人暮らしが必要になったわけじゃなくて、大学に通うのに、親元から行くと、実家から行くと遠いんで一人暮らしっていう風に、どんどん質問していく。


(ヒガキ)なるほど、なるほど。それは関連ですね。はい。


(トミー)関連質問ですね。


(トミー、ヒガキ)掘り下げていくと。


並列質問、肯定質問、否定質問

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(トミー)他に何か質問の種類っていう風に、ググると何が出てきますかね?並列質問ってのがありますね。


(ヒガキ)並列質問⋯


(トミー)違う観点で聞き直すっていうですね。例えば、趣味は何ですかって言って、料理ですって。えー、他に好きなことはありますかっていうような質問をする。


(ヒガキ)肯定質問否定質問っていうのがあるみたいですね。

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(トミー)じゃあ、それやってみてください。基本的に最初に言ったYes or No という質問は、お客様とかには絶対しちゃいけませんね。コミュニケーションが続かなくなりますから。


(ヒガキ)あーー、確かに。


(トミー、ヒガキ)はい、いいえで、以上ですね。


(トミー)シーンみたいな感じになりますからね。はい。じゃあ、やってみてください。


(ヒガキ)お聞きします。何でリクルートの役員まで自分がなれたかと思いますか?


(トミー)運が良かったからです。


(ヒガキ)お、そうなんですね。


(トミー)はい。


(ヒガキ)これが多分、あれですかね。肯定質問?違うかな?


(トミー)肯定質問って何て書いてあるんですか?

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(ヒガキ)相手の前向きな意思を引き出すことが出来る質問


(トミー)今、別に僕は何にも前向きな意思を引き出された感じしないんですけど。


(ヒガキ)難しいですね。


(トミー)じゃあ僕がやってみますね、肯定質問。


(ヒガキ)はい。


(トミー)ヒガキ君が最もやる気に満ちた瞬間っていうのは、どういう瞬間ですか?


(ヒガキ)「後は任せた」って言われた時ですかね。


(トミー)「後は任せた」って言われるとグッと燃えるタイプ?


(ヒガキ)はい。


(トミー)そういうことですね。


(ヒガキ)そういうことです。


(トミー)最近そういうことありますか?


(ヒガキ)今やっているWeb3とかの事業はまさにそうかと思います。


(トミー)はい。やる気満ちましたか?


(ヒガキ)はい。


(トミー)こういうのが肯定質問ですよ。


(ヒガキ)なるほど、分かりました。


(トミー)じゃあ否定質問やってみてください。


(ヒガキ)一番今までで、へこんだ仕事ってどういう⋯


(トミー)それって否定質問なんですか?


(ヒガキ)え?


(トミー)ちょっと調べてみてください。


(ヒガキ)え!難しい。え、これやっぱ難しいですね。否定質問?


(トミー)何て書いてありますか?


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(ヒガキ)相手を疑うようなニュアンスが含まれるものです。なるほど。


(トミー)じゃあ僕がやってあげます。


(ヒガキ)はい。


(トミー)ヒガキ君が1日で一番稼いだアルバイトで稼いだ金額はいくらですか?


(ヒガキ)アルバイトでですか?1万5千円くらいだと思います。


(トミー)ええ?本当に1万5千円も稼いだことあるんですか?ヒガキ君の学生時代、そんなに稼げるんですか?


(ヒガキ)いや、めちゃめちゃ残業したんです。その日は稼げました。


(トミー)あ、残業しないとやっぱり稼げないものなんですかね。


(ヒガキ)なるほど。そういうことですね。すごい嫌な気持ちになりますね、これ。そういうことですね。


(トミー)そういうことですよ。


(ヒガキ)疑いを⋯はい。


(トミー)否定質問ね。だから、ウェットブランケットマネージャーって、何回も言ってるから、解ると思うんだけど、やる気に満ちた炎を持っている、やる気に満ちた人を、濡れた毛布でバサッとかけて、やる気をなくすっていう。こういう人がよくこういう質問しますよ。


(ヒガキ)うん、うん、うん。


(トミー)「本当に出来るの君~?」とか。うん。


(ヒガキ)「本当にチェックしたの~?」とか、そういうことですね。


(トミー)「本当にチェックしたの」は事実確認ですからね。


(ヒガキ)まあ、まあ、そうですね。


(トミー)「本当にチェックしましたか?」、Yes or No で良いじゃないですか。


(ヒガキ)確かにニュアンス次第ですけど。


(トミー)でしょ?「これは全然チェックしたと思えないんだけど、本当にしたのか?」、まあ、こういう言い方ですね。これも「はい」とか「イエス」で言えちゃうんですけど。はい。そうではなくて、やっぱりこうやる気を削ぐような質問っていう。


(ヒガキ)確かにそうですね。肯定、否定質問って、言葉だけで考えると、「はい」をもらうのか、「いいえ」をもらうのかみたいな感じでしたけど⋯


(トミー)違いますね。


(ヒガキ)「嫌な気持ちにさせる」か、「やる気に満ちさせるか」っていう。


(トミー)そうそうそう。


(ヒガキ)そういう質問ということですね。


(トミー)そういうことです。


(ヒガキ)なるほど。

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(トミー)ということで、質問の種類によってもですね、コミュニケーションの質は変わってくるというようなことを、今日はお伝え出来ればということでございました。


(ヒガキ)恥ずかしながら、2つしか知らなかったので、管理職としての能力を問われる質問力、頑張って勉強していきたいと思います。本日もありがとうございました。


(トミー)ありがとうございました。



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