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仕事に不満の多いネガティブな人とのコミュニケーション術【元リクルート役員が伝授!】

  • yoshihisa togashi
  • 7月27日
  • 読了時間: 10分
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マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


弊社の組織人事に関わる課題解決サービスについては、こちらより

【この記事(ネガティブな人とのコミュニケーション術)で書かれていること】


仕事に不満の多いネガティブな人とのコミュニケーション術

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(ヒガキ)はい、よろしくお願いします。


(トミー、ハラダ)よろしくお願いします。


(ヒガキ)今日はですね、メンバーシップの方からの質問になりますが、ちょっと私もすごく共感できるような話になってまして、以前お話がありました考え方がネガティブな人っていうのが自分の組織にいますと、「何か意見ないの?」とか言っても、「〇〇だからできないんじゃないですか?」「やっても意味ないですよね?」みたいなところをまずベースにコミュニケーションを取る。だいぶそういうやり取りを続けてまして、結構参ってますと。ただ、やっぱりすぐやめてくださいとか、配慮できるっていうような環境にない中で、どういう風にコミュニケーションを取っていくと、そういう方と上手く一緒に仕事をできるのかなっていうところをお伺いしたい。そういうネガティブな人とのコミュニケーション術に関する質問が来ております。

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(トミー)うん、なるほど。結構いますよね⋯前に、ウェットブランケットマネージャーっていう話をしましたけども、やる気がある若者に対して、どうせやったってできはしないよって言って、濡れた毛布、やる気の炎に覆いかぶせて消してしまうようなね。


ただそういう人が、能力がないかっていうと、別にそういう訳でもなくて、能力はあるんだけど、考え方がとにかくネガティブだから、「この仕事をこういう風にやってください」って言われたことに関しては、すごくやってくれるんだけども、自分の意見に反することとか、論理的に考えると、合理性がないようなことに関しては、一切やろうとせずに、「やったって無駄だ」みたいなことでやってくれない


そういう人って組織に対する影響力がマイナスの方向にものすごく引っ張っていくんで、組織長としては非常に困る人っていうのは確かにいるんですよ。そういう人たちをどうしていけばいいのかっていう話ですよね。そういうメンバーに当たったことないですか?


(ハラダ)よく⋯


(トミー)あ、よく。


なぜネガティブな発言をするのか?の背景を確かめる


(ハラダ)でも大体必ず一人ぐらいはいたりしますよね。ただ、そういう言葉を言う背景もあると思うので、一回ちゃんと聞いて、で、やっぱりちゃんと一緒にやってこうよっていう風にやります。で、直ればいいですけど、どうしようもなければちょっと考えますね。


(トミー)まずその、何でそういう発言をするのかっていう背景を聞くっていうことですよね。


(ハラダ)はい、そうです。それはやっぱりしないと⋯何らか理由があってやってるはずなので。


(トミー)その時に、すぐに、「いやだって、こうじゃないですか」っていう風に言ってくれる人と、「何でって言われたって無理なもんは無理だと思うからですよ」みたいな人と、僕は2つに分かれるように⋯


(ハラダ)確かにそうですね。自分は自分のキャラで結構中に入り込んでいくタイプなんで、普通にご飯行ったりとかして、仲良くなって、ちょっとずつほぐしていく感じでしたけど。

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(トミー)うん、っていうことは、まずは関係性の問題があるってことですよね。


(ハラダ)があると思いますね!


(トミー)ここで関係性の質が高ければ、理由もこう色々⋯


(ハラダ)ある程度言ってくれるようになる。


(トミー)別にそもそもその人のことが、あんまり好きじゃないとかね、考え方が違うからって、シャットダウンをしてしまっている人に関しては、まず理由も言ってくれないし。


(ハラダ)そうですね。


(トミー)「どうせやっても無駄だし、何でそんなことやるのかよく分からない」みたいなことでシャッターを下ろすって僕は言いますけど、殻に閉じこもるっていう。


(ハラダ)いますね。


(トミー)なので、こっちの場合は、理由を聞いて対応しましょうってことだけど、こっちの場合はどうやってそのシャッターを開けてもらうのかっていうところから、スタートしなきゃいけないっていう。


(ハラダ)そうですね。


論理的に非協力的なのか?感情的に非協力的なのか?

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(トミー)そういうことだと思うんですよね。で、それを自分が努力して、開けさせるのか、自分が難しいから、仲の良いハラダさんを使って、開けてもらって、それを聞いて対応するっていう。まあ、こういうことはよくやるんですけどね。まずはそこを考えないといけないですね。で、こっちの理由が分かったとして、その理由がですね、ここもいくつか分かれると思うんですけど、なるほどねと思う時は別にそれは何の問題もないんですけど、何でそんなこと言うのっていう、あまりにも幼稚すぎるじゃないかとか、それって論理的ではなくて感情的だよね⋯っていう理由であったりとかね。


(ハラダ)ありますね。


(トミー)そういう時はどうするんですか。


(ハラダ)それもまた難しい質問ですよ⋯具体的にあったのだと、それやっても無駄じゃないですかと。でもある程度関係性を作って聞いていくと、「自分がそれをやって失敗すると、自分の責任になるからやりたくないんです」。その人の場合はそこだったんですよ。なんで、その人の場合は、「でも一緒にやるから、ちゃんと自分が見てるから、大丈夫ですよ」って言ってやってもらう形にしました、その人の場合は。だけどそこで、それでも無理な場合は、う〜ん⋯もしかしたら、諦めちゃうかもしれないですね。どこまでできるかっていう話になってくるんで、こちらが。

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(トミー)なので、真因がある場合ですね、真因が本当にあって、だから「嫌だ、無理だ」って言ってんのは、「いやそうではないんだ」って相手が思えば、それは変わってもらうことが可能だって話ですよ。


(ハラダ)そうですね。


(トミー)ところが、もう一つのケースっていうのは、理由がないケースもあると思うんですよ。理由がないけど、とにかくやるのが嫌だ。で、結構意固地な人もいますんで、一回嫌だと思ったら、何が何でも嫌なんで⋯そういう人いません?


(ハラダ)僕はあんまりそこまでの人に。


(トミー)いますよ。いましたよ、僕は。嫌なもんに理由ありませんみたいな。(笑)「嫌なもんに理由はあるだろう」って思うんだけど、ないって言われちゃうね。で、こういう時はもう、感情の問題になってくるんで、それこそ本当にじゃあ、どうすればその感情が解消されるのか?っていうのはまあ、人に起因していることの方が多いんですけどね。対応者を僕じゃない人に変えるっていう、そういう話ですよ。


(ハラダ)嫌だって思っちゃってる。


(トミー)この人は嫌だから、この人の言うことは全て嫌みたいな。相性の問題だったりもするかもしれませんけども、なかなかそういう場合は難しいですよね。

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(トミー)ただ、これは性善説と性悪説かなっていう気もするんですけど、この人はもう持って生まれてネガティブな人なんだっていう風に思いません?思いませんって振るのもなんだけど、ヒガキ結構決めつけるから⋯ネガティブな発言すると「もうこいつは何でもかんでもネガティブなんだな!」って思ってませんかっていう。


(ヒガキ)思う傾向強いと思いますね。


(トミー)僕は性善説の方なので、どちらかというと、何かしら理由があるから、ネガティブなことを言っている違いないと。元々人は生まれ持ってして、ネガティブな人はいないと思ってるんで、で昨日、リクルートの同期と話してた時に、彼が岸和田っていう地域の出身で、もう周りがやんちゃなやつばっかりだったんで、みたいな話をしてた時に、中学校の時に鑑別所に入った友達がいてね、小学校の時毎日遊んでて、すげえ仲良かったんだと。ところが、家庭環境が原因で、親父さんとお母さんが離婚してしまって、家を出てお母さんと二人で住んで、で、お母さんが生活のために、夜な夜な働いてもう家にいないと。そのうち好きな男性ができてみたいなことで、自分に全然構ってくれなくなっちゃったっていうことで、非常にグレていってしまって、で、友達との交流も途絶えて、非行グループみたいな感じの人たちと付き合い始めて、変わってしまったみたいなね。

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(トミー)で、やっぱりそれって、家庭環境によって心が閉じてってしまうみたいなね。そういうようないろんな背景がやっぱりあるはずなんですよ。で、そういう部分まで、土足で踏み込んでいくわけにもいかないし、本人の方から何らかしら心を開いて、開示をしてもらえない限り、なかなか真因に辿り着くことってのは難しいと思うんですよね。ただそれを、ビジネスの世界において、幼少期の家庭環境まで踏み込んでいくんですかっていう話ももちろんあるし。それはもう人それぞれだと思うんですよね。


マネジメントのケースをたくさん積んで対応力を広げていく

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(トミー)自分はそこまで話を掘り下げて、真因を突き止めて、何とかそれを改善して一緒にね、もっとポジティブな方が楽しい世の中待ってるよっていう風に思って、松岡修造さんのように、立ち向かう人もいるし。それによって心開く人もいれば、逆に閉じこもっちゃう人もいるし。だから、その対応方法っていうのは、100人いれば100通りの対応方法で、やっぱり考えていくしかないんだけれども、大事なことっていうのは、いっぱい経験をして、成功もすれば失敗もするんだけど、そこから、「こういう時はこうなんだな」っていうのを学んで、次に活かしていくっていう、その数をやっぱり経験すればするほど、ストックができていくんで、自分のそういう対応力っていうのが広がっていくと思うんだよね。


で、それをマネージャーの方もシャットダウンしてしまう。こいつはこういうやつなんて決めつけて、ネガティブなんだからもう良いよって言って対応しなくなると、もっと関係性の質が悪化していくから、心も開かなくなってくしっていう話だと思うんですよ。

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(トミー)なので、僕の場合はですよ、ある意味こういう人の場合は、根比べっていうかね、ネガティブになってる人の理由は突き止めるけど、なかなか関係性の質が高まらないから、真因が分かんない場合は、人にお願いしながら、真因も尋ねていくけど、それでも分からない時には、最後の手段はやっぱり影響力の少ない仕事をやってもらうっていうことになりますよね、やっぱりね。周囲に対して悪い影響を及ぼさない範囲でやってもらうっていうのが最終手段ですかね。


(ヒガキ)メンバーの方からは、その後の質問もいただいておりまして、メンバーシップの方が上司なんですけど、今はこのメンバーのことをちょっと感情的に厳しくなっているような状況で、一年後ぐらいには、契約更新のタイミングがあるので、その時に解雇という言い方も変ですけど、そういうことも考えていると。ただ、先ほどおっしゃってた通り、感情的にちょっと合わないから、クビっていう状態にして良いのか、良くないのかっていうのが、その方が悩んでるみたいな。


(トミー)要は、上司として感情的な判断をしてしまうということはよろしくないんじゃないかと。


(ヒガキ)そうです。


(トミー)感情的な部分でやることはよろしくないんじゃないかっていう理性的な側面と、とはいえいつもネガティブなことばっかり言われていると、もう感情的にならざるを得ない自分っていうのが、どっちか、こう出てきて悩んでますっていうことですよね。


(ヒガキ)そうです。

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(トミー)それはやっぱり、人間力を高めるしかないんじゃないですか。だから感情は抑えるってことですよ。できるかどうかってのは鍛錬の問題なんで、そこはもう我慢するっていうことでしょうね。


(ヒガキ)本日もありがとうございました!


(トミー、ハラダ)ありがとうございました!



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●人材育成・組織課題の解決支援を行う株式会社エクスペリエンサーは元リクルート役員冨塚と、同じくリクルート出身の富樫とで共同創業をした会社です。

人材育成は体験に軸足を置いた研修が特長。組織課題の解決は、各企業のありたい姿の実現に寄り添い、現状とのGAPを埋める課題解決策の実行を支援いたします。何かしらの人と組織にまつわる課題の解決をお考えの企業様は、是非お気軽にお問合せください。

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