すぐ諦めてしまう部下にどう向き合うか?【元リクルート役員が伝授】
- yoshihisa togashi
- 1月18日
- 読了時間: 11分

マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。
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【この記事(すぐ諦めてしまう部下にどう向き合うか?)で書かれていること】
すぐ諦めてしまう部下にどう向き合うか?

(ヒガキ)はい、よろしくお願いします。
(トミー、ハラダ)はい、よろしくお願いします。
(ヒガキ)今日はですね、決めたことを突き詰めない事例ですね。ちょっと無理だっていう風に諦めてしまう。そんなすぐ諦めてしまう部下にどう向き合うか?です。そんな社員に、ちょっとどうやったらモチベーション高くやっていただけるかというところをお聞きできればと思います。
(ハラダ)そういうケースあります?
(ヒガキ)2パターンあるかなという風に思っていて、最初からちょっと斜に構えてじゃないですけど、「無理だよね。だから無理だよ」っていう感じでやるパターンと、1回壁にぶつかって越えられなくて、こういうのって無理なんですけどっていう風にすぐ来てしまうというケースは結構過去体験しました。
(ハラダ)どうしてんの?
(ヒガキ)いけるじゃんって。
(ハラダ)いけるじゃん⋯?
(トミー)ハハハハ(笑)。
(ヒガキ)いや、いや、もうちょっと考えてみようよ。こんな越え方あるよとか。こういうところ考えてみたらとか。
(ハラダ)初めと後者ってやっぱ違うの?
(ヒガキ)違いますね。
(ハラダ)何が違うの?
(ヒガキ)壁にぶつかってないですね、最初は。なので、「どう?」っていう時に進んでない状態の方が多いですね。
(ハラダ)どっちの方が多いの?
(ヒガキ)う〜ん、半々ぐらいですかね、直感で言うと。特に前者は、こんなこと考えてんだけどやるとか、自分から発信じゃないケースが多いです。後者は自分で考えてるんだけど、ちょっとぶつかっちゃったりした時に、「は?」ってなったりするっていうのがあるかなと。

(ハラダ)でもやれるじゃんって言って、やらせていくの?
(ヒガキ)そうですね!どこが壁なのって、じゃあこの壁を越えるためにはどんなことができるのとかって話はしてるんですけど、ここがちょっと甘いよとか。ただ、なんかそこでモチベーションが落ちちゃうと、その次の確認の時、また来週持ってきてねって言った時に進んでないとか。あっ、手止まっちゃってるな、モチベーション切れてるなっていうのが結構見えちゃうなっていうのは感じますね。
(ハラダ)前者はでもよくいるよね。それは無理ですよっていう人でしょう。
(ヒガキ)最初からですね⋯
(ハラダ)あ~、いるいる。それは多分、現実、自分でその工数を見た時無理だとか、そういうこと言ってるんだと思うんだけど、まずはじゃあそれ、無理ならどうすればいいですかってとこ言わないと意味がないよね。自分も含めて思いますね。できないって言うのは簡単なんだけど、どうやったらできるのかなって考えるのが仕事っちゃ仕事なので、簡単にそこを無理だって言うのはやっぱりやっちゃいけないなっていうのはすごく思いますね。
(ヒガキ)なんか結構その中でもぼやっと、ちゃんと何で無理かっていうのじゃなくて、何となく無理っていう風に止まっちゃう人もいるかなと⋯
(ハラダ)やっぱやろうって言ってるってことは、それは無理かもしれないけど、そこを越えていこうよっていう話なので、そこはやっぱりどうやったらできるようになるのかっていうことを、考えるんだろうなっていうのが、特にある程度いろいろやってきた人が、そういうの言いがちなので、それ無理ですよーとかって、何か言うと言う人たちって多いので、そこはちゃんとやっぱどうしたらいいかって考えたらいいんじゃないってすごく思います。後者はどうなんでしょうね?壁にぶつかって、それはもう伴走していくしかないわっていう⋯
諦めるのは本人の問題ではなく上司が諦めさせている

(ヒガキ)そうですね、なんかそっちの方がイメージがついてますが⋯
(ハラダ)トミヅカさんいっぱい、そういうような体験してきてらっしゃると思いますけど。
(トミー)う〜ん、そうですね。ここですぐモチベーションを上げるとか⋯
(ハラダ)はい。
(トミー)っていうことは、そのモチベーションがないから・低いからって決めつけてること自体が、僕は全然違うんじゃないのと思ってて、諦めているかどうかっていうのは、本人の問題じゃなくて、受け手が諦めてるように見えてるってことでしょう?
(ハラダ)あー、なるほど。それはそうですね。
(トミー)ちなみに、僕がハラダ君に話をして、君、最初に、「いや、それ無理ですよ!」ってよく言い返されてるのを知ってる?

(ハラダ)知ってますよ!
(ハラダ)だからさっきも言ったじゃないですか、その⋯
(トミー)その後いつもどういう会話してるか、覚えてますよね?
(ハラダ)覚えてますよ、ええ。
(トミー)どういう会話してるのか、言ってみてください。
(ハラダ)どういう会話って、さっき言ったみたいにできないじゃなくてどうやってやるのっていう話をされてます。
(トミー)されてるわけでしょ?
(ハラダ)だからそれを言ったんです!
(トミー)ハハハハ(笑)。
(ハラダ)なんで、だから自戒の念も込めてっていう⋯
(トミー)そういうことだったんですね!
(ハラダ)はい、そうです、そうです。
合理的な判断の壁を越えるために必要なこと
(トミー)っていうことで、まずその合理的に考えたら、これは無理だ、やんない方が良いという風に思って言ってんですよ。そういう人もいっぱいいるってことですよ。それを、やりもしないのに最初から無理って言うなっていう風にこっち側は思うので、言われた方は、だからすぐ諦めるっていう風に言ってんだけど、それは、成功したことがある人とない人の違いなわけですよ。でそこを、さっきから壁って言葉はあるんだけど、「こういうことをちょっとやってちょうだいよ」、「それは過去の経験から、そんなことやっても時間の無駄だし」、「そんなところに工数割くのは無駄である」って思ってるから、無理ですって言われるわけですよ。
ところが、過去にそうやって無理だっていう風にハラダが言ってきても、実際やってみたらできてることっていっぱいあるじゃんっていう風にこっちは思うわけよ。だからそんなはなからできないって言わずに、まずやろうと思ってどうすればできるかってことを考えてくれっていうのが次の問題になるんですよ

(ハラダ)それはまあ、分かってますって。
(トミー)違う違うだから、一般的な話ですよ!
(ハラダ)了解しました、はい。
(トミー)被害妄想が強いハラダ君でございました⋯
(ハラダ)で、どうぞ。
(トミー)だから、そうやって、そういう風にすればできるかもしれないねっていう風に思わせなきゃいけないってことなんですよね。
(ハラダ)それ大切ですね。
(トミー)すぐ諦めるとか言ってんじゃなくて、あなたが諦めさせてるだけでしょ?諦めることに対して、いやそうじゃなくてっていうところで、ああ、じゃあやってみようかなっていう風に思わせられてないってことです。じゃあどういう風にすると、諦めさせないかってことでしょ。どういうコミュニケーションを取ってくとじゃあ、やってみようかなってなるんですかって話ですよね。で、我々の関係っていうのは、ある種特別というかですね。
(ハラダ)まあ、付き合い長いですからね。
(トミー)付き合いが長くて、今みたいに、どうせまたやれって言われるんでしょうって思いながら言ってるわけですよ。一応言っときますけど。
(ハラダ)そうそう、やらなきゃいけないんだよなと思ってるし、やるべきだなと思ってるね。はい。先に言っときますけど。
(トミー)っていうことじゃないわけだから、じゃあそれを考えることっていうのが、あなたにとってどれだけのプラスになるのかとかね。

(ハラダ)はい、はい、はい。
(トミー)うん。でそれは、乗り越えたことがない人からすると、そんなもんどうやって乗り越えるんだよだし、無駄だしって見えるのが違うと言うんだったら、道筋を示すとかね。諦めてるというか、いやそんなのは多分無駄じゃないですかって思ってる。そういうことあると思いますけどね。で、それをやってじゃあ、めちゃくちゃ労力かけてやった先に得られる対価って何なんですかっていう。それが見えてこないと、この忙しいのに、そんなところに工数割きたくないよっていう話ですよ、諦めるとか諦めないじゃなくて。その先には得られるものがあるんだって言われても、じゃあ見せてくださいっていう話だし。
(ハラダ)まあ、そうですよ。
(ヒガキ)そうですね。
(トミー)っていうことで、諦める社員の問題ではなくて、諦めさせてる上司の問題と。

(ハラダ)なるほど。でも結果が出てくると、できないと思ったこともできるじゃんっていう風に変わってくるよね。例えばうちで言うと、このYouTubeだってはじめね、本当にできるの?っていうとこから始まって、今4万6千人ですからね!(2022年5月23日時点)
(ヒガキ)はい、おかげさまです。
(ハラダ)おかげさまで!ひとえにヒガキさんのおかげでございます⋯
(ハラダ)ってなると、本当にやんのみたいな話でしたけど、今やれてるもんね。
(ヒガキ)そうですね。
(ハラダ)できるんだよねっていうのはありますね。そこをどう感じさせるかですね、はじめに。
(ヒガキ)それは分かっちゃってる分、できるじゃんみたいな言い方になっちゃうんでしょうね⋯それはすごい良くない言い方をずっとしてるかも⋯
(ハラダ)ギルドだってそうだもんね(ゲームギルド事業も行ってます)。全然違うことやってやれてるもんね。
(ヒガキ)そうですね。とりあえずもうはちゃめちゃでもいいから、進んでいってPDCA回していけばできるじゃんみたいなのは、トミーさんおっしゃってた成功体験とか、過去これでうまくいったっていう、進む時の迷いがないっていう状態なのかなと思うのて⋯
(ハラダ)それをどういう風にメンバーに接続していくかっていうのが大切なんでしょうね。
(トミー)あと、別の動画でも言いましたけど、もしそれでやってうまくいかなかったら、失敗して傷つきたくないと思うっていうのもあるだろうし、合理的に判断してるのと、気持ち的にもうやりたくないみたいなね。何でじゃあ無理だとか、諦めるのかっていう理由を聞かないと分かんないですよ。
メンバーの信頼を勝ち取る小さな成功体験の積み重ね

(ハラダ)そうです。なんか結局、コミュニケーションどれだけちゃんと取れて、分かってるかっていうことになってくるんだね〜そこがなければね、分かんないよね。その人がなぜそういうことを言っているのかっていう、そこが分かれば、じゃあこうしてみようっていう結論が言ってあげられるし。なるほど⋯
(ヒガキ)逆に、成功体験をしてない人たちにどういう風に諦めないように思わせるかっていうのは、ちょっとイメージつかなくて⋯
(トミー)別の動画でも言ってますけど、まずマネージャーとしてメンバーの信頼を勝ち取るためには、成功体験をさせるっていうことなんですよ。それは最初は多少の手を貸したりとか、道筋を示すっていうこと。で、やってみて、「あ、できたじゃん!」、「良かったね!」っていう、この成功体験を積んでいかないと、それはいつも失敗ばっかりしてたら、何にもやる気もなくなっちゃうし。
(ヒガキ)確かにそうですね。なんかそこが多分まだ足りてないんでしょうね⋯
(トミー)いきなり本人の身の丈に合ってないものをオーダーしてたら、そうなってきますよね。

(ハラダ)俺は子供がいないから、分かんないけど、子供の成長に近いんじゃない?できるようになってくっていう⋯
(ヒガキ)そうですね。多分子供の時とかは、どのくらいの時にどれだけになってほしいとか、じゃあ今はどうだとか、現状の力とか⋯
(トミー)一足飛びに勝手には成長しませんからね!
(ヒガキ)そうですね。
(ハラダ)言葉が喋れるようになって、こうなって、こうなってっていうのは、全部それぞれ嬉しいじゃない、親は?子供のようにやっぱ成長させていくんじゃないの?
(ヒガキ)そうですね⋯
(ハラダ)分かんないけど、いないから、そこは(笑)。
(ヒガキ)多分ステップが自分の中で見えてない部分もあったりすると、それは一足飛びになってるかも気付けず、なんかそういう風に思ってしまうんでしょうね。本当にそれ、先ほどおっしゃってた通り対話で、一足飛びになってないのかの確認とか、そういったとこも多分すごい必要なのかなっていうのは、ちょっと感じました。
(トミー)ということで、諦めてるんじゃないのっていう風に、メンバーのことを叱ったりとか、マイナスに思うっていう前に、自分が諦めさせてるんじゃないかとか。どうすれば諦めないように、もう少し考えてくれるのかっていうのを、考えていくことが必要で、そのためにはちっちゃい成功体験というものを積み重ねていくと、それに対してチャレンジすれば、できるんじゃないかっていう風な気持ちになってくる。こういうものの積み重ねなんじゃないかなと思いますけどね。

(ハラダ、ヒガキ)はい。
(ヒガキ)本日もありがとうございました!
(ハラダ)はい!どうもありがとうございます!
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