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意思決定能力を高めるには?【元リクルート役員が伝授!】

  • yoshihisa togashi
  • 2024年12月29日
  • 読了時間: 13分

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マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


弊社の組織人事に関わる課題解決サービスについては、こちらより

【この記事(意思決定能力を高めるには?)で書かれていること】


意思決定能力を高めるには?

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(トミー)本日はですね、私からヒガキくんに質問をしていきたいという風に思っております。2人でやるようになってですね、真ん中にハラダさんがいないんで、トミヅカさんと喋る量が多くなりましたね、と コメントを先日いただきましたけれども。


何かいつも僕は1人で喋って終わっちゃうのも…そしたらゴールドと一緒で僕だけ1人が喋ればいいんじゃないかという話ですんで、ヒガキくんの面白い回答に皆さん期待をしてる方もいらっしゃると思いますんで。


(ヒガキ)はい、頑張ります。


(トミー)ということで、今日のお題はですね、意思決定能力を高めるには?です。私の立場になりますと、いろんな場面でですね、決めるというようなことをしていかなければいけないことが多いです。 ただ、世の中にはですね、組織の長がですね、なかなかこの意思決定をしてくれないと、こういうようなことを思っている配下、部下の人たちも多くいるっていうのを知っております。

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(トミー)それは、組織の風土っていうものにもよるのかもしれませんし、 そのトップの方もその人だからそうなのかっていうのもあるかもしれません。両方あるじゃないかという風に思っておりますが、ただ、いずれにしても、皆さんがその意思決定をする力っていうのを高めていきたいという風に思ってる人も結構多いと思うんですよね。


で、そのためには、何をどうしていけば、意思決定力っていうのが高めることができるのか?というあたりを、ヒガキさんに今日は解説をいただきたいという風に思っております。はい、よろしくお願いします。


(ヒガキ)意思決定能力っていうのは、意思決定を早くするっていうスピードの面と、その判断の質の面の2つがあるかなという風に持っています。

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(ヒガキ)で、僕が個人で意識しているのは、両方とも考える上で、とにかくその意思決定による影響 ですね。AB選ばなきゃいけないって言った時の、そのABに対しての影響がどういう風なものなのかっていったところでベースにまず考えています。


(トミー)影響っていうのは具体的に言うとどういうことですか?


(ヒガキ)例えば、売上額の減少とか、そういう利益ベースで物事考えることが多いですね。


(トミー)うーん、ていうことは、何を選ぶにしても、メリットだけだったらそっち選ればいいし。デメリットだけだったらそっち選ばなきゃいいと。物事にはなんでもメリットとデメリット、プロコンがあるわけですよね。それに関してはどういう風にジャッジするんですか?


(ヒガキ)それも足し引きで…


(トミー)足し引きとは何ですか?


(ヒガキ)メリットとデメリット比較して、両方で比較した時にメリットの残りが多い方を選ぶ。


(トミー)それ、小学生でもできますね。そういうことであれば。じゃあ、その意思決定するのに最近なんか悩んだことないんですか?


(ヒガキ)最近ですか。チーム編成みたいなのがありましたね。


(トミー)何を悩んで、どうやって決めたんですか?でも、チーム編成の話するとメンバー見てますからね。


(ヒガキ)どういう風に分割したら効率が良くなるかっていうところを考えて、それぞれがこう、 どういうチームになった時のシミュレーションを自分で立ててみて、この形がいいんじゃないかっていうのを決めたっていう感じです。


意思決定とは何か?


(トミー)ていうのは、それ別に意思決定っていうほどのものではないですね。単純に比較してこっち選びました!以上、終了だから。大体私が言ってる分の意思決定っていうのは、何かを得れば何かが得られないみたいな二律背反が起こるようなケースの場合に、どうやって決めますかと。誰から見ても10対0でこっち選べばいいって言ったら、そんなの意思決定って言わないんすよ。決めましたって感じでしょ。


(ヒガキ)なるほど。確かにそうですね。


(トミー)意思決定っていうのは、葛藤の中でどうやってこっちを選ぶっていう風にするのか、どちらとも選ばないのか、どちらとも選ぶのかってことができないケースで、 どっちかを取捨選択しなきゃいけない。

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(トミー)わかんないですよ。何もしないっていう意思決定もありますからね、っていう時に、人任せにしないで自分で決めることができるようになるにはどうすりゃいいかっつってんですよ。そもそも意思決定っていう言葉の意味合い自体がそうと理解ができていない。


(ヒガキ)判断に近い。それで言うと1つしか、ごめんなさい、思い浮かばないですね。腹くくれるか、自分が。何かあった時の対応を全部できるかっていったとこで。


(トミー)例えばですよ、今やってるギルドの事業っていうのを継続しますか?しませんか?っていう風に言った時に、これをね、どっかの会社が売ってくれという風に来てる時に、じゃあ売りますか?売りませんか?っていうのを決めなきゃいけませんと。 そん時、経済合理だけでは、決められないことっていうのがあることも結構はありますと。そういう時に、何で決めんですか?って言った時に、何て言いました?


(ヒガキ)自分が腹くくれるかですね。

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(トミー)どうすると腹括れて、どうすると腹括れないの?括れなかったら意思決定しないってことですか?


(ヒガキ)そうですね。その場合の腹の括り方っていうのは、経済合理性の部分もあれば、渡すメンバーのこととか、 ギルドの中のプレイしてくれてる人たちのことを考えた判断になりますね。


(トミー)腹を括るってなんですか?じゃあ?


(ヒガキ)そうですね。ちょっとなんなんだろう。ちゃんと説明できるか。なんだろう、難しい。


(トミー)ちなみに腹を括れなかったらどうするんですか?


(ヒガキ)腹を括れなかったら、括れるまで考える。


(トミー)じゃあ、腹を括れる時と括れない時は何がどう違うんですか?


(ヒガキ)先々がちゃんと見えてるかですかね。自分がちゃんとやりきれるっていうシミュレーションは立てられてる。


(トミー)じゃあ、シミュレーションを立てられなかったらどうするんですか?


(ヒガキ)助け求めちゃいますね。誰かに。


(トミー)誰か助ける人は誰もいません、自分で決めるんです、っていうようなことなんですよね。自分で決めることをやったことがある人とない人の違いってことだと思うんですよ。最終的に自分で決めてないっていう人は決められないですよ。

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(トミー)決めなさいって言った時に、誰かと相談します。別に相談してもいいんだけど、相談した人が、 やった方がいいよ、やった方がいいよと2人言われました。3人目いったら、それはやんない方がいいよって、え?みたいな。

4人目いったら、それはやんない方がいいよと。これ、どうしますか?


で、昔ね、僕はリクルートの事業でゼクシィの事業をやってた時に、あることを決めたんですけど、 その時に散々考えるんですよ。考えるんだけども、結局、さっき言いましたけど、100対0のことは別に意思決定じゃないわけですよ。

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(トミー)で、これ51対49で49の方を取るって言った場合に、メンバーの納得感得るんですか?とかね。70対30、90対10の10の方を選ぶと言った時に、どういう風に周囲を納得させんですか? これは全て合理的に説明ができるようなことであれば、多数決で決めりゃいいんですよ。 


で、そうじゃないでしょって言った時に、どうやってそれを、周囲の人たちを説得してくんですか?これ、昔の話で、ちょっとタイトル忘れちゃったんですけど、13人の裁判官、何かの事件が起こった時に1対12で決まりそうになったものを、この1人の人がいろんな話をこうしていく中で、1人ひっくり返り、2人ひっくり返り、3人ひっくり返っていうね、小説家、映画か忘れましたけど、あの話を聞きましてですね、なるほどなっていう風に僕は思ったことがあるんですけど、これは説得っちゅう話なんですけど、意思決定をするっていうのは、別に多数決で決めるわけではないじゃないですか。それも腹くくるんですけど、どうやってそうやって腹をくくれるようになるんですかっていうのが質問です。


(ヒガキ)自分事。


(トミー)だって自分事ですよ。全て自分が決める


(ヒガキ)何だろう。そうですよね。どうやったら腹くくれる。退路を立つっていうすごいアバウトなものしかうかがないですね。


意思決定能力を高めるには場数を踏む


(トミー)ということでですね、皆さん大体お気づきだと思うんですけど、 そういった意味での意思決定をしたことがない人ってのは、こういう会話になるんですよ。皆さん今見ていらっしゃって、どうですかね?それが大きい話なのか小さい話なのかっていうのは、その人がしてきた意思決定の数と範囲というようなことで決まる話だと思うんですけど。


例えば自分ではこれはものすごい大きな意思決定だって思っても、 大きなプロジェクトの意思決定をしてきた人からすると、こんなもん悩むまでもないだろうみたいなことを言われるっていうケースもあったりするんですよね。ですから、僕は意思決定っていうのは場数によると思ってます。1つは、やっぱり数を経験してる人っていうのは、コツみたいなものっていうのは身についてくるんですよ。

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(トミー)例えばですよ、ある企画をやりたいという話をじゃらんの時に思って、で、関係者に話をしていった時にいい返事が得られませんでした。ある時、北海道じゃらんの責任者の当時のね、僕より先輩に話をして、これどう思いますか?って言って、君はどう思うの?って言われたから、こうこうこうで、こうだからやった方がいいと思うんですって言ったら、うん、そうなんだ、で、周りの人はなんて言ってんの?もうほぼ8割反対です。そう言うと思うよと。一般的に見たら8割の人が反対するよと。 


でも僕はね、過去ね、8割の人が賛成したことをやって当たったことは1度もないんだよ。僕は2割のことをやりたいと言い続けて、説得してやって、それで成果を上げて今この立場になってる。だから、君がやりたいんだったら、もうやりたいように周囲を説得したらどう?って言われたわけ。だから、意思決定っていうのは、もう自分の中でこれをしたいんだと、これをやるんだっていう風にもう決めるしかないんですよ。


自分で決めた後にどう周囲に納得してもらうかを後付けで考えればよい


決めてから、それをどうやってみんなに納得してもらえるような状態に持っていけるのかってことを、言葉悪いですけど、後付けで考えていくっていうようなワークかなっていう風に僕自身は思ってます。

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(トミー)だからどうしたいんですか?自分はどっちにしたいんですか?3つあるんだったら、この3つのうちどれにしたいの?もしくは全く違うことをじゃあ4つ目で持ってきて決めんの? 2者択一で、こっちを取ればこっちがね、嬉しいけど、こっちを取ったらこっちは嬉しくないみたいな時に、 もう自分でさ、決めるしかないどっちだって。


どっちだをみんなに納得を持ってやってもらうために、49.99999対50.00001っていうようなバランスのものを、徐々に49対51、40対60、30対70っていう風にしていくんですよっていうのが僕の中での意思決定だっていう風に思ってますけどね。


(ヒガキ)なるほど。なんか逆なイメージでしたね。先に決めてからっていうところではなくて、なんか決められる条件が自分で整ったら腹括れるみたいな。


(トミー)それはね、すごくよくわかるんです。なぜかっていうと、僕も昔はそうだと思ってた。 で、ところが、とあるリーダーシップ研修に出た時に、1番よくね、ありがちで、リーダーシップを発揮できない人のタイプって言った時に、 案件が下から上がってきて、これどっちにしましょう?って言われた時に、この情報だけでは判断ができないよと、決められないよともっとこういう情報持ってきて、こういう情報持ってきてって言って、情報だけがどんどんどんどん 集まるけど、結局決定的な情報なんてあるわけもなく、で、どうすんですか?って、これじゃ決められない、 なんすかそれ?みたいなっていう人が日本の企業のトップには結構多いんだよっていうのを、ビジネスね、スクールの代表がおっしゃっていて、結局もう決めるか決めないかっていう話だけなので、もう決めるんだよと。

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(トミー)ある情報の中で決めるっていうトレーニングをしなさいと。それができない人は、どんなに偉い立場になっても、どんなにでかい組織 の上の方に行ったとしても、何も決めることできないからね、君たちいいねっていう。

極論すると、何も情報はないけど、どっちか選んでください。あれですよ、正月の芸能人格付けばガクトさんと一緒ですね。


分からないけど、分からない中でどっちか決めなきゃいけないのは、もう最大限ありとあらゆるものを絞り出して、出題者の意図はなんなんだとかね、そういうことも考えながら、分かるものは分かるけど、分からないものはありとあらゆる選択肢をこう考えてって、 こういう風に引っ掛けようとしてんじゃないかとか、過去の例はどうだったとか、色んな頭をこう働きながらも、最後はもうこっちにしようってことをもう決めるしかない。


悩むと禿げるみたいな、そんなようなことを、こうおっしゃってたの、非常によくわかる気がしますよ。あるところまではもう徹底的に考えて、どうしようってなるんだけど、瞬間的にもうこっちにしよういう風に決めて、決めたらみんなにそれを納得してもらえるような後付けをどうしていくか

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(トミー)なぜならば、答えがないからなんです。学校のね、テストみたいなもので正解のあるものっていうのは、これ別にもうその知識ですからね。それは答えがあるから答えを導き出せるようにしなきゃいけないんだけど、 これをやった方がいいのか、やんない方がいいのかってのは誰もわかんないですよ。


そんなの分かってる問題は問題にならない。成功するか成功しないか分かんないから、でも、何かをやるやらないっていうのは決めないといけない。、決めたら、決めた方向が良かったようになるように努力をしていくってことなんですよ。お分かりになりましたでしょうか?


(ヒガキ)分かりました。ありがとうございます。今日はもうすごい勉強になりました。まず、決める。で、場数を踏んでいけば、より精度とかスピードが上がってくってことですね。

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(トミー)で、決めたことが上手くいかなかったら、失敗っていう言葉は僕はないと思ってんだけど、上手くいかなかったことを、次は、じゃあ、そういう経験を元に上手くいくようにするにはどうすればいいかっていうことを、時間を巻き戻して、どうすればよかったのかっていうことを考える癖を身につけて、そういうもんが血となり肉となって決めていくわけです。

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(トミー)だからその決める経験の数を多くしていかないとどうも分かんないから、決めない人にフォワードする転送する。転送マネージャーってのが1番悪いやつだよね。 文章にfwってつく人ね、決めないっていう昔の日本代表のサッカーのチームのフォワードみたいな決定力がないねみたいな。こういう感じになるわけですね。てことで、間違ってるか間違ってないか分かんないけど、まず決めるということをぜひ心がけてください。


(ヒガキ)できるように頑張っていきたいと思います。本日もありがとうございました。



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