ダメ管理職の3つの特徴 Part3【元リクルート役員が伝授!】
- yoshihisa togashi
- 2月1日
- 読了時間: 10分

マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。
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【この記事(ダメな上司の3つの特徴)で書かれていること】
過去のシリーズで整理したダメ管理職の特徴6つ

(トミー)前回、前々回とダメな管理職、こんなことを言ってると、ダメ上司とかダメ管理職という風に言われてしまいますよ!ということでですね、ダメ管理職にならないためにはどうすればいいかという反対側。こんなことだとダメ上司・ダメ管理職と言われてしまうというシリーズですが、 1回目、覚えてますか?
(ヒガキ)はい。
(トミー)多分忘れてますよね。もうね。1つ目は① 軸を持つ、ブレないですね。

(トミー)2つ目は、②意思決定をしない、逃げてしまうっていうね。

(トミー)3つ目は、③他人のせいにすると、責任を取らないっていうですね。

(トミー)で、前回はまず最初が④不機嫌が顔に出るですね。これ、私が典型的だっていう話をさせていただきましたが。

(トミー)2つ目が⑤えこひいきで

3つ目⑥人の話の腰を折る。

(トミー)この3つに関しては、私はえこひいきっていうのを用意してたんですけど、ヒガキくんがその他2つを言ってくれて、それもそうだねと いうことになったわけで。ということで、私が考えていたまだ残りがございますということで、今日は第3弾。残りが一体なんでしょう?ということで、ダメ管理職の3つの特徴ということでヒガキくんにまず答えていただきたいと。
追加のダメ管理職の特徴3つ
(ヒガキ)今回1週間考えてきましたので、ちょっと変に緊張はしておりますが。1つ目ですね。任せない、細かい。
めちゃくちゃ細かく指示してくるタイプですね。任せてもらえないと。
じゃあ次行きます、2つ目。2つ目、すごく目先のことしか見てなくて言わない。
3つ目です。3つ目、質問とかした時に説明できない、ごまかす。
(トミー)その3つと。私が用意してた答えとですね2つ重なっています。
(ヒガキ)回を追うごとに少しずつ増えてきてるってちょっと安心しました。
(トミー)これ見てんじゃないかと。このメモを。
(ヒガキ)そんなことないです。そんなことないです。大丈夫です。
特徴①マイクロマネジメントが度が過ぎる
(トミー)ではですね、じゃあまず1つ目からいきましょうか。任せない、細かいっていう話をしていただきましたが、私の中ではですね、⑦マイクロマネジメントが度が過ぎるっていうんですね。

(トミー)こういう風に書いてあるんですけども、これはどういうことでしょう?
(ヒガキ)自分のやってもらいたいことをすごく言われてるような感じになってしまう、メンバーが。なので、自分の意思を持たなくなるし、やる気もなくなるかなっていう風に思って、ちょっと任せないっていうのは良くないなっていう風に思います。
(トミー)この話はもうこのシリーズの中でも何回も取り上げてる、任せないと、自分でやった方が早いっていうような話なんですけど、多分これ、任せない、自分でやった方が早いっていう話だと、任せられない人からすると、任せてもらってないから任せようと思わないのが悪いっていう風には思わないんだと思いますよ。
任せてくれないっていうのは、これを自分でやりたいんです、ここをやろうと思ってんのに、いや、もうそれは僕がやるからいいよ、俺がやるからいいよって言って仕事を取られてしまうっていう。こういうことがあると全然任せてくれないとかいうのは分かるんだけど、これはどういうところで分かるんですか?ヒガキくんの今言った話を。
(ヒガキ)そうですね。
(トミー)任せない、細かい。細かいってのはわかりますね。
(ヒガキ)どちらかというと、その細かいっていうメンバーの人たちが考える考えとかを肯定しないに近いですかね、任せないっていうのは。なので、最終的にはマネージャーの方がコントロールしに行ってしまう。
(トミー)コントロールするってどういうことですか?
(ヒガキ)もう結局、あのボスが作りたいものを作りたいんでしょ?っていう風にメンバーの人に思わせてしまうような。
(トミー)答えは、ヒガキさんにありみたいな感じですね。

(ヒガキ)そうですね。それをなんかすごく細かく見に来てチェックされてくっていう。
(トミー)それはあなたもマネージャーやってるから分かると思うけど、もう細かくチェックするってことも必要じゃないですか?
(ヒガキ)そうですね。必要な時もあるんですけど、任されてる感がなくなる、相手が感じるようなチェックの仕方みたいなのあると思うんですよ。
(トミー)どういうチェックですか?
(ヒガキ)例えば、頻度がめちゃくちゃその多い、毎日提出してねとかっていうのが、メンバーにとっては毎日じゃなくてある程度進んでから見せたいのにっていう。
(トミー)それは難しいよなって思うけど、例えばじゃあ日報出せって言われたら、毎日出すの嫌だと、細かいねみたいな。それ違うでしょ?
(ヒガキ)違いますね。
(トミー)なかなか難しいと思いますよ。もうある程度できるっていう風に思ってるにも関わらず、 てにおは程度なところも含めてチェックしに来るとかね。いや、そんなのどうでもいいじゃないですかっていう風にこちらが思ってることを細かく言ってくるとか、そういうことだったら分かると思うんですけどね、細かいって言ってもね。
任せる任せないっていうのは、任せないとダメなんですけど、ダメな理由っていうのは、マネージャーの方が もっと仕事をしてかなきゃいけない、大きな仕事をしていかなきゃいけないのに、そういうプレイヤー的なことを細かくやってると、それ以上の仕事っていうのが、より上の役職の人から 任せてもらえませんよ、それこそ。っていう意味合いで、僕は任せないとダメだって言ってるわけですよ。

(トミー)配下のメンバーに対してその話をする時は、任せられる人と任せられない人はそりゃいますよって。だから、 どの部分までどれぐらいまで任せるのかっていう、そこの目利きをして、ちょっとずつ任せるっていうのが仕事。任せている感をちゃんと出すっていうことが大事なんだろうねと思うよね。具体的に本当に任す任さないっていうことではなくて、任せてもらえてる感を相手にちゃんと感じさせることができるマネージャーっていうのは、 ダメって言われない。

(ヒガキ)うん、そうですね。
(トミー)逆に、任せてるつもりでも任せられてないって相手が思うと、全然任せてくれないよっていうことで、あの人の下では働きたくないみたいな、そんな感じになるって事ですよね。
(ヒガキ)しっくりきました。
特徴②短期的な視点しかない
(トミー)2つ目ですけれども、目先のことしか見ていないっていう話がありましたが、 私は、⑧短期的な視点しかないって書いてありますね。

(トミー)これ、全く同じ。ズバリ正解!
(ヒガキ)よかったです。
(トミー)短期的な視点、要はそのマネージメントっていうのは今だけではなくて、将来を見据えて今があるっていうようなところなので、なんでもかんでも今だけ良ければいい、 後のことは知らないみたいな感じになると、これはこれでやっぱり問題ですよね。何かそういう上司いましたか?
(ヒガキ)今売り上げが足りないので、無理してでも取ってこいって言った時に…
(トミー)まずそもそも、もうその言葉がね。
(ヒガキ)関係性がちょっと崩れそうな提案にならなきゃいけないみたいな時に、どっち取るんですか? っていう話をしても、常にこっちでその選択をした結果、関係性崩れて、後ろの売り上げも立たなくなったっていう時に、 またそこでなんとかしろみたいな。いや、あなたがそれ崩してでも取ってこいって言われた話なんですけどっていうのはありましたね。
(トミー)なるほどね。で、どうしたんすか?言うこと聞いたんですか?聞かないんですか?
(ヒガキ)最初、ギリギリリカバリーできるかもなっていう関係性の提案で留めたんですけど、やりました。で、やっぱちょっと崩れて、次のその売り上げ落ちそうなタイミングに合わせて毎週謝りに行くみたいになって、何とか事なきを得ましたしたけど、それ以降はその人の言うことは やりましたけど、ダメでしたっていう感じで誤魔化しました。
(トミー)誤魔化す。誤魔化すっていうのは、ダメなマネージャーの1つでもありますからね。別にマネージャーで誤魔化したわけではないですね。
(ヒガキ)やったっていうその報告をしたっていう感じですかね。
(トミー)嘘は良くないですけどね。私は、もうクライアントから、そんな提案すんだったら、今回は発注するけど、2度と発注しないけど、それでもいいのか?っていう風に言われて困って、したら、結論出せと。で、席外されたんで、ずっとそこのままで動けなくなって、5時間会社にいたら、上司の上司の部長がもういいぞつって迎えに来てくれましたっていうことがあって、翌クオーターからその上司はいなくなりましたっていうことですよね、やっぱりね。
だから、本当にその目先のことだけしか考えられない人とは、ちょっと一緒に仕事したくないよなっていう、そういう風に思いましたけどね。

特徴③説明しない、誤魔化す
(トミー)で、3つ目。ヒガキさんの3つ目は、 ⑨説明しない、誤魔化す。

(トミー)それはダメですね。私もその話を聞くと、なるほど、それ3つ目としていいなと思いますね。誤魔化すってのは、別に上司としてじゃなくても、人としてどうかって思う話ですけどね、それはね。
(ヒガキ)そうですね。
(トミー)誤魔化す人っていうのは、別に下から言われても誤魔化すし、上から言われても誤魔化すし、横から言われても誤魔化す。何でだと思います?誤魔化す人っていました?
(ヒガキ)いましたね。自分がよく分かってないから誤魔化すのかな?っていうのは思ってましたけど。
(トミー)誤魔化したことないんですか?
(ヒガキ)ね、多分。
(トミー)じゃあ、どういう時にごまかすんですか?
(ヒガキ)きっちり明確に言えない時とか、言っちゃいけないものを聞かれた時とかですかね。
(トミー)それ、しどろもどろになるってやつですね。
(ヒガキ)そうですね。
(トミー)というか、ヒガキの場合、分かりやすそうだけどね。何かこれ、余計なこと聞いちゃった顔だなみたいな。
(ヒガキ)最近はやっぱりごめん、言えないっていう感じの言い方をしますね。
(トミー)誤魔化す人は2種類いるんですよ。知ってます?
(ヒガキ)いや、分かんないです。
(トミー)1つ目はもう脊髄反射っていうやつです。

(トミー)パンッと言われるとパンッともう口から出ちゃうんです先に。取り繕うというか、もう条件反射的に。脊髄反射ってよく言いますけど、一般的に。適当なこと言ってそのまま凌ぐってやつですね。本人もなぜそれを言ってるかってのがよく分かってない。そういう人いるんですよ。頭の回転が異様に早かったりするケースもありますけど。
もう1つはもう故意に誤魔化してるっていうね。

(トミー)自分の立場が苦しくなる。で、それ以上突っ込むと突然キレるってですね。そこが1番ダメなキレキャラ上司ですね。僕が胸ぐら掴んだ上司はそういう人でしたねっていうことですね。誤魔化すのはよくない。ということで、今日も3つなんですけど、実は私が用意したのまだ残ってんですよ。
(ヒガキ)そうですね。多分6つ残ってるんですかね?まだ。
(トミー)いやいや、違いますよ。重複してるのもあるんで。123…1回目が3、2回目が1個でしょ。
(ヒガキ)で、今日2個なんで残り3つ。
(トミー)さらに今会話してて1個思い出しちゃいましたね。4つ残ってるんですけど、どうしますかね?これ。1本目の視聴数を見て、評判よかったらやりましょうか。
(ヒガキ)はい。その時のためにちょっと4つ、また宿題としてちょっともうひねり出して頑張っていきたいと思います。
(トミー、ヒガキ)本日もありがとうございました。
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